完全肯定派
http://diarynote.jp/d/74051/20060228.html
立ちから萌えへ
http://www.hirokiazuma.com/texts/tachikaramoe.html

キバヤシの日記を読み、キバヤシの言うところの萌えを考えていると、「物語消費からデータベース消費への変化」と東浩紀が述べていたのを思い出したので、もう一度読んでみました。
何年か前に読んだときは、理解はしても納得はしなかったのですが、今なら素直に納得できます。

キバヤシの萌えているキャラは物語で支えられる必要がないのは明確です。
ストーリー展開の不備を指摘しつつも、キャラに萌えているという立場から、物語を自分なりに解釈しなおしているからです。
つまり、キャラ成立の前提にストーリーはなく、ストーリーは既に存在しているキャラを消費するものに過ぎないからです。

対して、自分の場合はキャラクターは物語に依存していることが前提です。
ここに大きな齟齬があったのではないでしょうか。

数年前に既に指摘されている、しかも明らかに既知であるにもかかわらず、キバヤシの意見を理解していなかったのはお恥ずかしい限り。
これまでの後輩からの意見も解釈し直していきたいと思います。

ついでに、何故数年前は納得できなかったかと考えてみるに、自分も含め、周りにいわゆる古いオタクしかいなかったのが原因ではないかとは思います。

これが世代交代の波ってやつですかね?

追記:
ついでに28日の日記にほんの少し追記しました。
相手の意見を正確に読み取るって難しいですね。
これで何回失敗したことか。
とかいいつつ、まだ間違っていたら申し訳ない。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索