『ふたつめ』名物、一日で大量更新。
今日はこれで4つ目。
ちなみに、文体は人に読ます気の有無で決定。

最近、複数回読んだ漫画の感想。
同じものばっかり嬉しそうに読むから、未読の本が増えていくのだろうな。

「惑星のさみだれ」 水上悟志
多分5回読んだかな、まだ1巻しかでてないけど。
平凡な大学生の雨宮夕日は、ある日突然現れたトカゲに地球の危機を救うよう依頼され……
とか書くともの凄くつまらなさそうに聞こえるのは気のせいではないはず。
えーと、Mでひねくれた主人公が、地球を自らの拳で砕こうとする女子高生に忠誠を誓うパンチラアクション漫画です。著者曰く、スケールが地味にデカい物語とのことですが、本当にそんな感じ。
何回も読んどきながら言う台詞ではないけれど、なんか素直に褒めにくい漫画です。
きっと、作者が全くもって素直じゃないのが原因かと。
物語の定型からずらしてやろうと頑張っているのが、読者にバレバレなところが素敵。例えば登場人物は全部変人で、一番真っ当なのが実はトカゲなとことか。
こんなことばかり書いていると、けなしているように聞こえますが、会話の妙な間とか、夕日とさみだれ(主人公とヒロイン)の関係とかいろいろ気に入ってます。
でも、あえて薦めはしません。

「散歩もの」作:久住 昌之 画:谷口 ジロー
3回ぐらい読んだはず。
いい年したおっさんがその辺ぶらぶらしては何かを見つけ一人喜んでいる。
そんな随筆漫画。
散歩の最中に古い井戸を見つけてそれで遊んでいたら住民に怒られたりするお茶目なおじさん見たりしてるだけで、とても幸せな気分にひたれます。
読んだ後、とても散歩がしたくなる良い漫画です。
きっと、日常の何気ない風景を見る目が変わるはず。
80ページほどしかないのが本当に残念。
同じコンビの「孤独のグルメ」はこれの散歩が食事に変わっただけ。こちらもとても良い漫画ですよ。

もうちょっと他のも書こうかと思いましたが、思ったより長くなったのでこの辺で。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索