最近読んだ漫画の感想。いや、感想にもなってないかな。
身内には読まれてなさそうなラインナップになったけど、気にしないことにします。

「羅生門」浦沢直樹
限定版「PLUTO」3巻の付録。
高一の時に書いたものらしいけど、本人のコメント通りにまんま手塚治虫です。劇画の影響受けた後の。
本当に器用な人だと思います。幅があるというか。
初期作品はどう見ても大友克洋なわけですし。
今では映画的手法も山ほど取り入れてますし、吸収力のある人なんでしょう、きっと。
2000年以降の漫画表現を積極的に取り入れた作品も見てみたいものです。

「アトモスフィア」1巻 西島大介
あまり漫画っぽくなかったです。
小説の地の文が漫画に置き換わったような印象。
小説と漫画の融合と言ったほうが良いんでしょうか?
171-173ページの表現見てると特にそう思います。
コマ割りもシンプルですし、狙ってやってるのかもしれません。
1人称の物語に小説は向いてますしね。

「向こう町ガール八景」衿沢世衣子
ゆるい日常の話は良いですね。大好き。
妙な間とか、脱力する会話とか。あと、ダメだけど憎めない人も。
日常描いた漫画は作者のセンス次第ですぐに駄作になってしまうので、たまに当たりに出会うと、とても嬉しくなります。
まあ、特に会話のセンスや言語感覚が良い人は、大概何描いても面白くなるものですが。それこそ、小説でもきっと。
突然の地震で鼻に詰めてたこよりが、説明なく1コマ後に無くなってたのが妙にツボでした。

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