怪力の母 1 (1)
2006年1月24日 漫画 コメント (2)
初出誌＞ミスターマガジン
「裸のヒロインが日本刀で、海賊とバトル」とシーンだけ見れば、
萌えバトルもののツンデレヒロインぽくないですか？
と書いた後で、むしろ小池一夫に見えてきました。
「あンタァーーーッ！」
まあ、そんな作品では決してないわけですが。
戦国時代の侍の元に嫁いだ怪力の女性「寿」の話です。
一話目の筋はこんな感じ。
婚姻の宴も終わり、初夜をともにしようとした矢先に賊たちが乱入するが、夫はそれを撃退。
その後寝室で、闘いにたぎった夫は、妻に脱げと迫る。
居丈高に命令する姿に、寿ははっきり言う。
「私は貴方の家来では御座いませぬ」
その後寿が諭すも夫は暴れまわる。
しかしやがて落ち着き、寿を妻と認める。
で最後は、寿をお姫様抱っこしておしまい。
雰囲気伝わりましたか？
1話目だけでも、エレクチオンさせながら暴れまわるところとか、素手で頭カチ割ったりとか、素敵なシーン満載。
しかも、作者が大真面目なのが素晴らしい。
こんな漫画かけるのは、平田弘史以外にありえません。
山口貴由が尊敬するのも当然ですね。
こんな漫画が読める日本に感謝。
