最近、後輩、特に1〜2回生が面白いという作品を自分も面白いと思えることがあまりありません。
この1年、後輩に教えてもらいながらいろいろ読んでみました。
一部を以下に挙げてみます。
漫画では、「Rozen Maiden」「トリコロ」「ブラフマン」など、
ライトノベルでは、「とある魔術の禁書目録」「灼眼のシャナ」など、
エロゲでは、「プリンセスうぃっちぃず」「ラムネ」など。

一部の作品を除けば、出来は悪くないのですが、面白いと思える作品がどうも少ないのです。

理由として以下のものが考えられます。
1 感性が古くなってきた。
2 趣味が合わない。
3 対象としている層・世代から外れている。
4 読み方が違う。
5 作品を面白いと思える土台が出来ていない。
6 後輩がまだ面白い作品にあまり出会っていない。
7 釣り。地雷を踏まされた。

1に関しては、そんなことはないと思っておくことにします。
2も言っても仕方がないことなのでスルー。

3はありそうな理由です。
学園ファンタジーや設定偏重のバトルものが多く、またそれらの主人公は高校生であることがほとんどです。
10代が対象の作品を読んで、面白くないと感じるのは自然なことなのかもしれません。

4も少し思い当たるところがあります。
後輩にはキャラを重視して読む人が多いな、とは思ってます。
自分の場合、台詞回しや描写を重視して読みがちなので、この辺に齟齬が生じている可能性があります。

5ならこちらの勉強不足ということ。
ハードSF読むのに科学知識が要るように、下の世代に共通の基礎的知識が必要なのかもしれません。
パロディは元ネタ知らないと不条理ギャグにしか見えませんしね。

6の可能性も否定しきれません。
サークル活動として考えると、自分らの世代の努力不足ということ。
これが理由なら反省しなければなりません。

7をするやつは1〜2回生にはいないし、眼を見ればだいたい分かるので問題なし。

うーん、コミュニケーション不足なんでしょうか?
解決策としては、とにかく量を読んでみるとか、こちらから作品を勧めてみるとか、どこが面白かったのか聞いてみるとかが思いつきました。
手っ取り早い方法はなさそうです。

みなさんはどうですか?
先輩たちも同じような経験したのでしょうか?
また、後輩たちも上の世代に対して同じようなことを思っているんでしょうか?

ジェネレーションギャップで片付けてしまえば早いのですが、より多くの面白い作品に出会いたいですし、後輩のことを理解したいとも思っています。
どうにか解決したい問題です。

まあ、なんでこんなこと書いたかって「とある魔術の禁書目録」の2巻読んだからなんですが。
書きたいことは分かるんだけど、空回りしている印象。
バトルの決着がハッタリってそんなの有りなの?
やるにしても、もうちょい見せ方ってものが……

昨日読んだこれまた後輩お勧めの「わたしたちの田村くん」は思っていたより楽しかったです。
ギャルゲっぽい中学生日記といった感じ。
地味な舞台設定でも、ちゃんと読ませるのは良いことだと思います。
でも、トラウマ話は食傷気味。
ウサギの耳にしていた両手を月へのばすシーンは絵的に良いですね。
1話の途中で、まさか宇宙目指す展開?とか期待したけどそんなわけはない。残念。
1ヶ月に20冊下回ったのは良いことだ。
あとは実際に買わずに我慢するだけ。
それが一番難しいのだけれど。

03/16
凪渡り及びその他の短篇 <高浜 寛、書籍扱

03/17
あいこら 3
絶対可憐チルドレン 4
ブラック・ラグーン 5

03/23
ラブやん 6
おおきく振りかぶって 6
アガペ 犯罪交渉人 一乗はるか 4 <多分古本で

03/27
ef - a fairytale of two 2
瀬戸の花嫁 9
てけてけマイハート 5

03/30
PLUTO 3 <豪華版は03/24
太陽の黙示録 11

追加
03/22
向こう町ガール八景 <衿沢世衣子

03/23
アトモスフィア 1 <早川書房Jコレクション

03/27
ブロッケンブラッド

カストリ

2006年3月10日 漫画
少年ブラッド
http://web.comicblood.jp/

また漫画誌が創刊されます。
「少年ブラッド」という月刊少年漫画誌です。
ソフトバンク系のモビーダ・エンターテインメントが発行元。
B5判、平綴じ、約560ページで定価290円と格安で、ソフトバンクお得意のダンピング攻勢でシェア確保したい様子。
雑誌の路線は、ファンタジーバトルものメインで、ガンガンと同じ読者層を狙っているようです。
シリウスとは見事にかぶってますね。
REXともややかぶり気味。
もう既に市場は飽和しているようにしか見えません。
ソフトバンクは最近ライトノベルにも新規参入しましたが、角川グループのような地位でも狙ってるのでしょう。
そのうち、GA文庫のコミカライズでも始めるつもりかも知れません。

サイトで一部の作品は試し読みできますが、数ページだけなので判断はしづらいところ。
あらすじ見る限りは、どうにも期待できそうにはありませんが。
一人ぐらい看板作家がいれば紙面も引き締まるんでしょうが、今連載持っていない人気作家も思いつきませんし、無理だったのでしょう。
今日から創刊0号を無料配布しているので、まずはそれを読んでみることにします。

ところで、作家陣に白井三二朗の名前が見えるのですが、明らかに競合しているシリウスとの同時連載する気なのでしょうか?
実は引き抜きで作品ごと移籍だったら面白いんですが、講談社からソフトバンクではさすがになさそう。

参考リンク
GA文庫
http://ga.sbcr.jp/
少年シリウス
http://www.sirius.kodansha.co.jp/
白井三二朗 Dear Monkey 西遊記
http://www.sirius.kodansha.co.jp/contents12.html

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