CarnageHeart PORTABLEプレビューサイト
http://www.genki.co.jp/games/carnage/

PSPでカルネージハートの新作が出るようですね。
正直やりたくてたまりません。
カルネージハートがどんなゲームかっていうと、ロボットの機体を設計して、行動をプログラミングで制御して対戦するというアクション性皆無なシミュレーションゲームなのです。
実にストイック。高い敷居でライトゲーマー層など切捨て。

初めてのプログラミングなんて正直まともに動きません。
よちよち歩きしながら、敵に突っ込んで大破など当たり前。
ひどいときは、障害物を上手く処理できずに目の前でぐるぐる回り続けたり、柱に向かって歩き続けて前に進めないことに気づかないギャグ漫画状態になったりと散々な目にあいます。
しかし、そこを乗り越えて初めて上手く動いたときの感動は筆舌に尽くしがたいのです。
例えるなら、飼い犬が初めてお手を覚えた時の心境。
「うちの子、めっちゃ賢いでしょ。ね? ね?」と周りに自慢したくてたまらなくなるんですよ、いや、ほんとに。

で、慣れてくると「前方に敵機を発見した場合、弾幕を展開しつつサイドステップ。その後に小型ミサイルを発射し、その弾道を隠れ蓑に敵機に接近。そして敵機が熱暴走しているところに、格闘戦を仕掛け一気に撃滅!」のようにいい感じに妄想が膨らんでくるわけです。
そして、思うように試合が展開された時の快感といったらもう!
「機体の性能の違いが、戦力の決定的差ではないという事をおしえてやる!」なんて台詞を画面に向かって口走る始末。

さらに慣れてくると今度3機の小隊で闘うことになるのですが、これがまた楽しいんですよ。
試合開始後「散!」とか言いながら散開してみたり、試合に関係なく3機でラインダンス踊ってみたり、楽しみ方が段違いに増えます。
上手く連携取りつつ包囲殲滅できたときなんか、モニター前で叫びまくりです。喜びのあまり、彼らに角砂糖あげたくなります。

しかしこのゲームには重大な難点があるのです。
それは敷居が高すぎて、対戦相手が見つからないこと。
今まで5人に薦めて4人は投げ出しました。
唯一はまった人は、リアルでロボットっぽいもの造ったことある機械科の人とかもうなにがなんだか。
でも最新作は安心のネット対応。
世界中がライバルとは素晴らしい。

もし、今からカルネージハートがやりたいなら、『カルネージハートEZ』がお勧め。ハードはPSです。
VSライブラリという大会入賞者の機体と闘える機能が付いてます。
絶望的なまでに強い機体たちに恐怖することでしょう。
多分1000円も出せば買えるはず。
最安値は98円まで見たことあります。

なんだかとても嬉しそうな文章になりましたが、本当にカルネージハートは良いものですよ。
この時期のアートディンクは神かと思ってました。
新作も是非ともプレイしたいものです。
しかしPSP持ってないのがどうにもこうにも。でもその為にPSP買うのはやりすぎな気も……
どうしたものでしょうかね?
数ヶ月前に読んだものを今頃になって感想。というか私信。

『テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ』伊藤剛
手塚作品を戦前・戦中からの漫画史の文脈に結びつけることに成功したことが一番興味深かった。
宮本大人の研究などと共に「物語漫画の創始者」「映画的手法の先駆者」としての手塚という虚像を崩した意義は大きいと思う。
キャラ・キャラクター論は「むずがゆくてたまらなかったところに手が伸びた」って表現が一番近い感想かな。
基本的に夏目房乃介の表現論を踏まえて話しているので、一冊ぐらい読んだほうが分かりやすいかも。まあ、読まなくても十分楽しめるように書かれているので安心。

あとはたわごと。正直誰に話せばよいか分からない。

『ザ・先生ション!』て漫画が本当にあるとは。
十年以上前に週マに連載してたとか。
ネット見てて今頃知って、めちゃびっくりした。
今月の衝撃の事実ベスト5には入る程。
しかし、「読まない方が面白い漫画がある」って言葉の通りなんだろうな。
分からない人は黒田硫黄の『黒船』を読めば分かる。

3/20-3/23

2006年3月24日 日常
3月20日
夕方、T代さんに呼ばれるままに部室へ。
MTGで遊んだ。
相変わらずオルゾフコンをプレイ。
オルゾフビートとかステロイドに何故か勝率5割ぐらいだった。
そろそろ新しいデッキ作らねば。

その後、漫画喫茶に7時間。
溜まってた雑誌を読み耽る。
エアマスターは上手く終わったなあとか、黒沢があれだけ面白いのに何でカイジはぐだぐだかとか、金森くん(導術師)はほんとに良くやったなとか。
キーチ読みながら、漫画喫茶で泣きそうになって本当に焦った。

3月21日〜22日
夜に、同学科で同期の唯一の友人が遊びに来た。
漫画の趣味友達って意味でも唯一の。
今年で院を卒業して東京で就職ということで、遊べるのも後何度あるか分からない。
とりあえず12時間ばかりお喋り。
近況の話とか、漫画の話とか、他愛のない話。
厳しい研究室だったらしく、休日無しの9:00-22:00で、卒業時には7人中5人消えてたとか聞いてびびった。
精神科通いが複数いるってひどい研究室だ。
そんな研究室をちゃんと卒業するとはやるなと感心した。

彼が帰った後いろいろ思い出していると、なんかぐっと来るものがあった。
最近どうも涙腺がゆるい。

3月23日
夜、T代さんの会社の同僚と麻雀を打つことに。
アリアリの風速0.5で1-2。
そんな日に限りリーチで負けまくり。4半荘で0勝6敗。
3面待ちが余裕でカンチャン待ちに負けるとかやってられない。
ちなみにこのときは親が追っかけられた上、一発ツモされた。
当然勝てるわけもなく。
麻雀だからこんな時もあるとは分かっていても、正直しんどい。
払いはツケで許してもらった。
学生に一晩で5Kはきつすぎ、と言うか無理。
思わず、愚痴っぽくなった。
『ふたつめ』名物、一日で大量更新。
今日はこれで4つ目。
ちなみに、文体は人に読ます気の有無で決定。

最近、複数回読んだ漫画の感想。
同じものばっかり嬉しそうに読むから、未読の本が増えていくのだろうな。

「惑星のさみだれ」 水上悟志
多分5回読んだかな、まだ1巻しかでてないけど。
平凡な大学生の雨宮夕日は、ある日突然現れたトカゲに地球の危機を救うよう依頼され……
とか書くともの凄くつまらなさそうに聞こえるのは気のせいではないはず。
えーと、Mでひねくれた主人公が、地球を自らの拳で砕こうとする女子高生に忠誠を誓うパンチラアクション漫画です。著者曰く、スケールが地味にデカい物語とのことですが、本当にそんな感じ。
何回も読んどきながら言う台詞ではないけれど、なんか素直に褒めにくい漫画です。
きっと、作者が全くもって素直じゃないのが原因かと。
物語の定型からずらしてやろうと頑張っているのが、読者にバレバレなところが素敵。例えば登場人物は全部変人で、一番真っ当なのが実はトカゲなとことか。
こんなことばかり書いていると、けなしているように聞こえますが、会話の妙な間とか、夕日とさみだれ(主人公とヒロイン)の関係とかいろいろ気に入ってます。
でも、あえて薦めはしません。

「散歩もの」作:久住 昌之 画:谷口 ジロー
3回ぐらい読んだはず。
いい年したおっさんがその辺ぶらぶらしては何かを見つけ一人喜んでいる。
そんな随筆漫画。
散歩の最中に古い井戸を見つけてそれで遊んでいたら住民に怒られたりするお茶目なおじさん見たりしてるだけで、とても幸せな気分にひたれます。
読んだ後、とても散歩がしたくなる良い漫画です。
きっと、日常の何気ない風景を見る目が変わるはず。
80ページほどしかないのが本当に残念。
同じコンビの「孤独のグルメ」はこれの散歩が食事に変わっただけ。こちらもとても良い漫画ですよ。

もうちょっと他のも書こうかと思いましたが、思ったより長くなったのでこの辺で。

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