金が無いと積み漫画が目減りしていって寂しいんですが、
どう考えてもつまらない漫画が積まれてあって、
買った自分に疑問を抱きつつも、漫画だという理由のみで消費され、
心の中で何度も何度もツッコミ入れているくせに、
意外と楽しんでいる自分に気づいたときのやるせなさに比べれば、
凄くどうでも良いような気もしたりしなかったり。

『地球外生命体イーバ』という、どうしようもない漫画を読みました。
大統領を超える権力を持つ、影の政府MJ12とか、
悪のグレイに人体実験の材料を提供するアメリカとか、
もうおなか一杯です。
(宇宙人から見て)未熟な地球人が宇宙へ進出することが、
何故に宇宙の滅亡へ繋がるのかさっぱり理解できません。
原作が矢追純一で、作画がさいとうたかをの元アシ。
なので、驚き顔見るたびに、誰かがゴルゴに狙撃されたね、
と思ってしまうのはやむを得ぬことと言えましょう。
何気に、初期のガンガン連載作品。
他にも、ジョージ秋山やゆでたまごが掲載されていたことを考えると、
ひどく混沌とした雑誌だったのだなあ、初期のガンガン。

とは言っても、つまらない漫画ばかり読んでいるわけでは、
決してありませんよ。
基本、面白い漫画を追い求めております。

1冊30円で買った、谷川史子をまとめ読み。
甘くて甘くて、小便ちびりそうです。
読んでいるところを人に見られたときには、
馬の首をベッドの中にプレゼントしたくなる類の作品です。
気恥ずかしさが快感。ある種の少女漫画の醍醐味。
甘酸っぱいという言葉は、
漫画は甘いのに読んでいるヤツが酸っぱいこと
を揶揄する言葉に思えてきました。
中高生の初々しい恋愛ものは、腐れ大学生にはまぶしすぎるので、
法律で規制してしまえば良いのです。
捕まるのは当然、腐れ大学生の方。

バランス取る為ではありませんが、
駕籠真太郎の『六識転想アタラクシア』を再読。
うっかり2冊目買ってしまいました。いや、ミスですよ。
生理的嫌悪感を伴う素材も、戯画化されれば愉快に読めるもの。
娯楽なんて突き詰めれば、エログロナンセンス。
後は、どう味付けするかの差だと思いませんか。
そして、駕籠真太郎の味付けは好きです。
エログロとギャグの相性は、非常に良いと思うのです。
人を物として扱うことのギャップから生まれる笑い。
今作の精神と肉体を切り離す発想は、この下地があってこそかと。

最後は、コメディで締めるべく、『サルタン防衛隊』を読了。
ガンアクション絡めつつ、新宿が瓦解するまでに大暴れする
スラップスティックコメディでした。
最近、ドタバタ喜劇はあまり漫画で描かれていない気がします。
こち亀も昔は好きだったのですが、今では見る影も無く。
もはや、流行らないジャンルなのでしょうか。
元々、動きで笑わせることを目的としたジャンルなので、
漫画家に画力が要求される為、敬遠されがちである、
という説を、今、でっち上げてみましたが、何か違う気もします。

漫画>>>その他 な生活にもかかわらず、
漫画のエントリー少ないなと思い、書いてみたのですが、
なんというか、ぐだぐだですね。
漫画のこと書くと、いつもこうだ、
と、いい加減反省すべきだということを確認しつつも、
又そのうち、どうでも良いことを書きそう。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索