キバヤシにエロテロられてみる
2006年7月21日 ゲームhttp://diarynote.jp/d/74051/20060719.html
折角、キバヤシがコメント・トラックバック募集してるのに、
皆が(嫌な方向にしか)反応しないのは寂しげなので、
トラックバックしてみましたよ。
『君が望む永遠』ね、ういうい。
まず、批評的な感想。
メロドラマ的な三角関係と読者側に選択の自由を与えることの相性の良さをエロゲーマーに知らしめた点は評価したい。
今まで、メロドラマの楽しさが主人公の行動に読者(または視聴者)を
やきもきさせるところにあったのに対して、
選択肢により、読者を主人公と共に悩む楽しさを提供することで、
より感情移入しやすくなっている。
ここで重要なのが、読者が主人公となり悩むのではなく、
読者が主人公と共に悩む点である。
このことにより、従来のメロドラマ的な楽しさも両立させている。
幸せな日常を描いた前編と幸福が失われ絶望する後編という構成は、
メロドラマなどでは使い古された手法ではあるが、
(幸せな日常から一転、恋人に突然宣告される癌、の様な)
序盤に学園恋愛物のお約束を多用することにより、
学園恋愛物になれきったエロゲーマーの感性を麻痺させることで、
ベタに意外性を持たせたことは巧みな演出と言えよう。
しばしば、一般人に薦めたいゲームであるという意見を聞くが、
お約束を理解したエロゲーマーだからこその衝撃であったように思う。
次に、キバヤシが喜びそうな感想。
まあ、あれです。
ラブラブ学園生活編は脳がとろけそうなぐらいに甘々です。
ミートパイ記念日とか、もうね。
なんか、わんこみたいな感じです、遥は。
おまじないでしたっけ。手と手を合わせて。
「夜空に星が瞬くように、溶けた心は離れない。」
ハハッ、なんかソラで出てきましたよ、何年前のことでしょう?
流石にもう全部は覚えてないですけどね。
でも、やった当時はもち暗記してました。
まあ、短い文ですけど。
タイトルは「君が望む永遠」でしたねえ、
やったプレイヤーの半分以上は望んじゃったと思いますよ、永遠。
現実にいたら多分しばきたくなるんでしょうが、
ゲーム中だと「俺の嫁」って感じに思えるから不思議ですね。
「二人から選ぶなんてマジ無理」とか、キバヤシは言ってますけど、
正直、簡単すぎて拍子抜けでしたよ。
あと、水月ルートなんて存在しません。
あるのは、良い遥ルートと、より良い遥ルートだけです。
どちらがより良いかは想像にお任せします。
最後に、キバヤシが微妙な顔しそうな感想。
しかし、後半のダレっぷりはひどい。
蛇足があまりに多い。
思考の堂々巡りをするならするで、
展開に波をつけてくれないと読んでるほうは飽きる。
文章で読ませるタイプではないだけに、苦痛。
ファミレスでのバイトの話は、マジいらない。
こんなところまで、トレンディドラマの手法使わんでも良いだろうと。
いや、絶望を経た後の主人公しか知らないキャラに、
主人公の後押しをする役割を割り振りたいってのは分かるんだけど。
あと、あんなに修羅場ってるのに、包丁は何処?
腹めがけて内側へえぐるように突き刺せばよかったのに。
まあ、妊娠エンドは素敵だったけど。
二股な姉妹丼エンド。
後に待ってるであろう修羅場、そして惨劇。
後半、水月が地味すぎるのは問題。
もっと魅力的に見せてゆかないと、選択が栄えない。
情の深さをもっと見せて欲しかった。
もうちょいエロいとなお良し。
えーと、こんなこと書いたけど、好きです、このゲーム。
ファンディスクまでちゃんとやりました。
マナマナシナリオだけクリアするの忘れてたんですが、
(とてもひどい)評判を聞いて、ちょっと後悔してます。
話はベタで時代錯誤な感じなんですが、見せ方は上手かったし、
王道って言っても問題ないかと。
キバヤシは人間関係を描ききったって感想だけど、
自分の場合は、魅力的なキャラを使って、感情移入を促し、
人間関係を娯楽として上手く見せたって感想です。
90年代トレンディドラマ的な楽しさ。
人間について深く考える楽しさじゃなくて、
感情を追体験する楽しさ、というべきでしょうか。
勘違いして欲しくないのですが、貶しているわけじゃありません。
楽しさの質の違いの話です。
今までやったエロゲーの中では、かなり面白い方でした。
でも、あんまりエロゲーやってない人の意見なので
参考にならないですね。
折角、キバヤシがコメント・トラックバック募集してるのに、
皆が(嫌な方向にしか)反応しないのは寂しげなので、
トラックバックしてみましたよ。
『君が望む永遠』ね、ういうい。
まず、批評的な感想。
メロドラマ的な三角関係と読者側に選択の自由を与えることの相性の良さをエロゲーマーに知らしめた点は評価したい。
今まで、メロドラマの楽しさが主人公の行動に読者(または視聴者)を
やきもきさせるところにあったのに対して、
選択肢により、読者を主人公と共に悩む楽しさを提供することで、
より感情移入しやすくなっている。
ここで重要なのが、読者が主人公となり悩むのではなく、
読者が主人公と共に悩む点である。
このことにより、従来のメロドラマ的な楽しさも両立させている。
幸せな日常を描いた前編と幸福が失われ絶望する後編という構成は、
メロドラマなどでは使い古された手法ではあるが、
(幸せな日常から一転、恋人に突然宣告される癌、の様な)
序盤に学園恋愛物のお約束を多用することにより、
学園恋愛物になれきったエロゲーマーの感性を麻痺させることで、
ベタに意外性を持たせたことは巧みな演出と言えよう。
しばしば、一般人に薦めたいゲームであるという意見を聞くが、
お約束を理解したエロゲーマーだからこその衝撃であったように思う。
次に、キバヤシが喜びそうな感想。
まあ、あれです。
ラブラブ学園生活編は脳がとろけそうなぐらいに甘々です。
ミートパイ記念日とか、もうね。
なんか、わんこみたいな感じです、遥は。
おまじないでしたっけ。手と手を合わせて。
「夜空に星が瞬くように、溶けた心は離れない。」
ハハッ、なんかソラで出てきましたよ、何年前のことでしょう?
流石にもう全部は覚えてないですけどね。
でも、やった当時はもち暗記してました。
まあ、短い文ですけど。
タイトルは「君が望む永遠」でしたねえ、
やったプレイヤーの半分以上は望んじゃったと思いますよ、永遠。
現実にいたら多分しばきたくなるんでしょうが、
ゲーム中だと「俺の嫁」って感じに思えるから不思議ですね。
「二人から選ぶなんてマジ無理」とか、キバヤシは言ってますけど、
正直、簡単すぎて拍子抜けでしたよ。
あと、水月ルートなんて存在しません。
あるのは、良い遥ルートと、より良い遥ルートだけです。
どちらがより良いかは想像にお任せします。
最後に、キバヤシが微妙な顔しそうな感想。
しかし、後半のダレっぷりはひどい。
蛇足があまりに多い。
思考の堂々巡りをするならするで、
展開に波をつけてくれないと読んでるほうは飽きる。
文章で読ませるタイプではないだけに、苦痛。
ファミレスでのバイトの話は、マジいらない。
こんなところまで、トレンディドラマの手法使わんでも良いだろうと。
いや、絶望を経た後の主人公しか知らないキャラに、
主人公の後押しをする役割を割り振りたいってのは分かるんだけど。
あと、あんなに修羅場ってるのに、包丁は何処?
腹めがけて内側へえぐるように突き刺せばよかったのに。
まあ、妊娠エンドは素敵だったけど。
二股な姉妹丼エンド。
後に待ってるであろう修羅場、そして惨劇。
後半、水月が地味すぎるのは問題。
もっと魅力的に見せてゆかないと、選択が栄えない。
情の深さをもっと見せて欲しかった。
もうちょいエロいとなお良し。
えーと、こんなこと書いたけど、好きです、このゲーム。
ファンディスクまでちゃんとやりました。
マナマナシナリオだけクリアするの忘れてたんですが、
(とてもひどい)評判を聞いて、ちょっと後悔してます。
話はベタで時代錯誤な感じなんですが、見せ方は上手かったし、
王道って言っても問題ないかと。
キバヤシは人間関係を描ききったって感想だけど、
自分の場合は、魅力的なキャラを使って、感情移入を促し、
人間関係を娯楽として上手く見せたって感想です。
90年代トレンディドラマ的な楽しさ。
人間について深く考える楽しさじゃなくて、
感情を追体験する楽しさ、というべきでしょうか。
勘違いして欲しくないのですが、貶しているわけじゃありません。
楽しさの質の違いの話です。
今までやったエロゲーの中では、かなり面白い方でした。
でも、あんまりエロゲーやってない人の意見なので
参考にならないですね。
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