キバヤシの日記読んでたら、「萌えと燃え」なんて話が。
あちこちで見る単語ですなあ。ネットの人たちは好き過ぎ。
まあ、要するに「SEX & バイオレンス」てやつですよね。
「エログロ」でもOK。グロがちょっと違うけど。
良いですね、娯楽の基本です。
自分も大好き。
皆も好きですよね?
殺し殺されで殺伐とした感じとか、
無意味にエロスな展開とか。
低俗なことは素晴らしい。娯楽作品は最高。

本宮漫画なんて典型的というか模範的ですな。
「どおりゃあぁぁぁ」とか「だありゃあぁぁぁ」とか叫びながら、
主人公より強そうに見える相手をぶん殴ったら、
女性にモテモテの入れ食い状態。
しかも、今で言うところの「ツンデレ」だらけな女性陣。
「萌え燃え」ですかね?

劇画なんて良いですね。
小池一夫原作は素敵ですね。
とりあえず裸の女が無意味に出てくるところからスタート。
適当にバイオレンスした後は、
ビィィーーン
→オーッ!カミング!
→バッ!バッ!バッ!
→アッー!
で、後は主人公にベタ惚れで「あンたーッ!」ですよ。
エレクチオンですね。
ラスト近くのご都合主義で投げやりな展開もご愛嬌。

そういや、80年代あたりに流行った「ビキニ鎧」は
「萌え燃え」の具象化として一級品だと思いません?
まあ、そんな単語がない時代ではありますが。
「セーラー服と機関銃」なんてのも思い出しました。

ここ10年流行ってるっぽい戦うヒロインは、
(男から見れば)一人で両方の要素持ってんだから、
そりゃあ人気もでますわな。
作品でエロ無けりゃ同人誌で充足。
完璧なシステムのようで。

例え、片方の要素だけでも、
バイオレンスな『シグルイ』や『ヘルシング』は面白いし、
エロスな……、いや、こちらは黙秘。
バトルものと恋愛ものは今でも人気ジャンル。
面白い作品はたくさんたくさん。

しかし、オブラートに包んだ作品も多いですなあ。
バトルなのに死なないとか、
恋愛ものだけど最後までいかないとか。
純愛ものやスポーツものなどの、
「SEX & バイオレンス」を否定してた上で
似たような楽しさを提供しようとする態度も
嫌いじゃないんですがね。

まあ、何が言いたかったって、
皆が好むものは昔からさほど変わってもないなあと。
それこそ、オタクとか一般人とか関係なく。
英雄譚に艶話はつきものなわけですし。
基本はいつの世でも基本ってことで。

追記:
両方の要素がないのに面白い作品も当然好きです。
ただ、そういうのは好みが分かれますなあ。
でも、成功を描いた作品や、知識を披露する作品は
その限りではありませんが。
むしろ、良く売れてますね。

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