今日は、茨木にある「光の教会」を見てきました。
コンクリート打ちっぱなしで作られた礼拝堂にある十字架は、
十字架状のスリット窓から入る光の十字架だけ、という
映画とかに出てきそうな造りでなかなか良い感じ。
安藤忠雄という有名な建築家が設計したとのこと。
まあ、全然知らなかったわけですが。
今日の読書の一部にだけ感想。
その分ちと長め。
夏休みは時間がたっぷりあって最高です。
あとで追加するかも。
『げんしけん』8巻 木尾士目
今風のオタクを描いた作品の主人公にトラウマ少女の救済をやらすのは、実に素晴らしいですね。
真の意味でのオタクに対する全肯定と受け取るか、悪質なブラックジョークと受け取るかは、その人次第と言うことで。
それはそれとして、荻上の悩みはもっと他人からすると本当にどうでも良い(でも本人には重大な)悩みであって欲しかったなあ。
本当にいそうなキャラ(いないけど)として作られた笹原の恋愛相手の荻上には、フィクションを感じさせる要素はできるだけ減らして欲しかったという我が儘です。
いや、話としては、今の方が面白いのは間違いないし、
現実味と嘘とのバランスは上手いなあ、と思ってるんですが。
あと、荻上と漫研とのエピソードはなかなか良いですね。
四年生描いてた頃だと、「過去の行いが許されることはない」という現実を突きつけて終わってたんじゃないかと思うんですが、
漫研部員の荻上に対する個人的な好意を描き、自らの作品の与える良い影響が描くことで、荻上の心理的負担が減り、読後感が格段に良くなってて、木尾士目は娯楽作品を描くのが上手くなったなあ、と。
こういうバランス感覚は好きです。
『カラスヤサトシ』カラスヤサトシ
素敵。めっさ素敵。大好きなんですよ、この漫画。
何も考えてない男子小学生と、
意味の分からない衝動にかられる男子中学生と、
すっかり自分だけの脳内世界が出来上がった男子高校生の、
頭悪いところを全部足し合わせたような奇跡のような漫画なんです。
しかも、ほぼ実話。素敵すぎ。
ギャグ漫画に仕上げていると言うことは、自分が客観視できているはずなんですが、でも、漫画全体にどうしようもなくずれた感じとやっちゃった感じが漂っているんですよ。
ネタ自体は冷静に考えるとあまり面白くなくても、
何故かめっさ笑ってしまう不思議空間。
作者本人以外をネタにしている回より、作者本人をネタにした回のほうがあきらかに面白いのは、どうなんでしょうね。
コンクリート打ちっぱなしで作られた礼拝堂にある十字架は、
十字架状のスリット窓から入る光の十字架だけ、という
映画とかに出てきそうな造りでなかなか良い感じ。
安藤忠雄という有名な建築家が設計したとのこと。
まあ、全然知らなかったわけですが。
今日の読書の一部にだけ感想。
その分ちと長め。
夏休みは時間がたっぷりあって最高です。
あとで追加するかも。
『げんしけん』8巻 木尾士目
今風のオタクを描いた作品の主人公にトラウマ少女の救済をやらすのは、実に素晴らしいですね。
真の意味でのオタクに対する全肯定と受け取るか、悪質なブラックジョークと受け取るかは、その人次第と言うことで。
それはそれとして、荻上の悩みはもっと他人からすると本当にどうでも良い(でも本人には重大な)悩みであって欲しかったなあ。
本当にいそうなキャラ(いないけど)として作られた笹原の恋愛相手の荻上には、フィクションを感じさせる要素はできるだけ減らして欲しかったという我が儘です。
いや、話としては、今の方が面白いのは間違いないし、
現実味と嘘とのバランスは上手いなあ、と思ってるんですが。
あと、荻上と漫研とのエピソードはなかなか良いですね。
四年生描いてた頃だと、「過去の行いが許されることはない」という現実を突きつけて終わってたんじゃないかと思うんですが、
漫研部員の荻上に対する個人的な好意を描き、自らの作品の与える良い影響が描くことで、荻上の心理的負担が減り、読後感が格段に良くなってて、木尾士目は娯楽作品を描くのが上手くなったなあ、と。
こういうバランス感覚は好きです。
『カラスヤサトシ』カラスヤサトシ
素敵。めっさ素敵。大好きなんですよ、この漫画。
何も考えてない男子小学生と、
意味の分からない衝動にかられる男子中学生と、
すっかり自分だけの脳内世界が出来上がった男子高校生の、
頭悪いところを全部足し合わせたような奇跡のような漫画なんです。
しかも、ほぼ実話。素敵すぎ。
ギャグ漫画に仕上げていると言うことは、自分が客観視できているはずなんですが、でも、漫画全体にどうしようもなくずれた感じとやっちゃった感じが漂っているんですよ。
ネタ自体は冷静に考えるとあまり面白くなくても、
何故かめっさ笑ってしまう不思議空間。
作者本人以外をネタにしている回より、作者本人をネタにした回のほうがあきらかに面白いのは、どうなんでしょうね。
コメント
>それはそれとして、荻上の悩みはもっと他人からすると本当にどうでも良い(でも本人には重大な)悩みであって欲しかったなあ
あの悩みは、フィクション味がすくない悩みだと思うのですが、みゃのさんはどのあたりだとフィクション味の少ない(つまりは、これくらいのトラウマ)であればいいとお考えだったのでしょう?
あれですか、久しぶりに妹にあったら、『仕事やめて、YAGか、東京アニメーター学院にいく』といわれるようなものくらいでしょうか。とりあえず、何にしてもYAGだけはやめておくように懇願しました。
>これくらいのトラウマ
「ヤオイで18禁な絵を見られて、クラスで白い目で見られる」ってとこでしょうか?
腐女子な知り合いがいない自分としてはこの辺が身近に感じられる限界ですかね。
本が出回る→被害者転校
だと、「そういうこともあるのかなあ」とすぐにはピンとはきませんでした。
>フィクション味がすくない悩みだと思うのですが、
フィクションと感じるかどうかは、本人の経験と想像力にも依りますしねえ。
そう思えたのなら、yasさんの経験が豊富なのか想像力が高いのか、どちらかだと思いますよ。
>YAG
こちらからも是非「いいからやめなさい」と懇願させてください。
べ、べつに荻上さんに萌えてるわけじゃないんだからね!
最近疲れてるかも・・・
あ、暇なときでいいから本とりにきてね。
象さんにはしゃいでいる様子とのギャップがよろしいのです。
それは置いといて、本はなるべく早くとりに行くようにします。
すっかり忘れてました。