ISBN:4757729189 コミック
入江 亜季
エンターブレイン 2006/08/31 ¥672

『群青学舎』が好きで好きでたまんないです。
自分のツボにはまりすぎ。
読んでる最中、顔がゆるみっぱなしです。
読んでる姿見られると、めっさ恥ずかしいかも。

『群青学舎』はビームで連載されている連作短編です。
基本的には学舎に関わる人々の話で、
恋愛モノやコメディーだったりするんですが、
森の自然を描いたあまり関係のない話もあったりで、
なかなかバラエティー豊かな作品になってます。

話も綺麗にまとまっていて上手いなあと思わされるんですが、
絵の、とりわけ線が艶っぽくて大好きです。
眼がとても表情豊かで、女性キャラが実に色っぽく見えるのが実によろしいのです。
もちろん人物以外も良くて、第6話の『森へ』は森の自然と老婆の関わりを描いた話なんですが、台詞も無ければ不思議なこともほとんど起こらないのに面白いのは、やはり絵の力なのだろうなと思います。

『白い火』みたいな艶っぽい恋愛モノも面白いし、
『花と騎士』みたいなコメディーも笑えます。
先生がノーブラか確かめる男子小学生の話もしょうもなくて良い感じ。
ティナさんも色っぽくて好き。
要するに、全作品好きなわけです。

同時発売の『コダマの谷』も荒削りながらも、楽しい漫画でした。

コメント

sayland17
sayland17
2006年9月5日20:21

ついつい荷物になると分かっていながら東京で買ってしまいました。
ピンク・チョコレートみたいな緩やかな話なんかもいいですが、白い炎みたいなのが好き。
顔のアップのメリハリのある使い方がいいと思ったのは、眼の力というのと同じかな。

みゃの
みゃの
2006年9月5日20:44

『白い火』は表情豊かな一条さん見てるだけで楽しいね。
冒頭の金を突っ返した後に街を行く時の噛み締めるような表情は好き。
「こいつよりお前殴ったほうが早いんじゃねえか」の後のきょとんとした表情も良いなあ。
後日談のような優しい表情も……、って言い出すとキリがないのでこの辺でやめ。
こういう色気のある作品をもっともっと読めるなら、めっさ幸せになれそうな。

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