一日中、時間があるのに、もっともっと時間が欲しくなります。
読みたい本が多すぎです。アニメもゲームも映画も。
思うに、世の中に面白いものが多すぎるんじゃないかと。
というわけで、引きこもり中。
『アラビアの夜の種族』古川日出男
めっさ面白かったです。
Wiz好きな人には、たまらない小説だと思います。
いや、この作品はノベライズってわけではないんですが、
作中作がWizのノベライズにしか思えないんですよ。
この作品は、
エジプトにナポレオンが攻めてきた! さあ、どうする?
って事態に、
すげえ面白い本を読ませて、ナポレオンを骨抜きにしましょう。
と、お偉いさんに主人公が進言する
という無茶な設定で、
その本を作中作として書いてしまった勇気溢れる作品なのですが、
エジプト侵攻と作中作が並行的に描かれる構成が上手いし、
(物語の中で物語られる、何重にもなる入れ子構造!)
作中作はファンタジー色の強い冒険小説で面白いしで、
(迷宮が造られ、そして攻略される面白さ!)
ちゃんと素晴らしい作品に仕上がってるんですよ。
日本推理作家協会賞&日本SF大賞W受賞とのことですが、
納得の出来。
『国家の品格』藤原正彦 新潮新書
流行りの新書を読んでみよう、その1。
画期的日本論って帯に書いてましたが、
別に目新しいことはありませんでした。
端的に感想を述べるなら
教養主義と、欧州への憧れの裏返しと、新渡戸稲造の『武士道』
ってとこでしょうか。
数学者だけあって数学絡みの話は熱が入ってて楽しかったかな。
『ウェブ進化論――本当の大変化はこれから始まる』
梅田望夫 ちくま新書
流行りの新書を読んでみよう、その2。
こちらは、とても興味深い内容で面白かったです。
「グーグル」だとか、「オープンソース」だとかが、
世界をどのように変えたのかについての考えが述べられていて、
ネットがもたらす変革を知りたい人には絶好の書になってます。
Web2.0のもたらす展望やその理念は、
SF好きな人にはたまらないんじゃないかと。
ネット上に情報が溢れかえっているからこそ、
有識者には常識的なことを分かりやすくまとめて、
そこから新たな発見をもたらしてくれる新書は
まだまだ需要がありそうですね
まだ読んでない人は是非とも読みましょう。
読みたい本が多すぎです。アニメもゲームも映画も。
思うに、世の中に面白いものが多すぎるんじゃないかと。
というわけで、引きこもり中。
『アラビアの夜の種族』古川日出男
めっさ面白かったです。
Wiz好きな人には、たまらない小説だと思います。
いや、この作品はノベライズってわけではないんですが、
作中作がWizのノベライズにしか思えないんですよ。
この作品は、
エジプトにナポレオンが攻めてきた! さあ、どうする?
って事態に、
すげえ面白い本を読ませて、ナポレオンを骨抜きにしましょう。
と、お偉いさんに主人公が進言する
という無茶な設定で、
その本を作中作として書いてしまった勇気溢れる作品なのですが、
エジプト侵攻と作中作が並行的に描かれる構成が上手いし、
(物語の中で物語られる、何重にもなる入れ子構造!)
作中作はファンタジー色の強い冒険小説で面白いしで、
(迷宮が造られ、そして攻略される面白さ!)
ちゃんと素晴らしい作品に仕上がってるんですよ。
日本推理作家協会賞&日本SF大賞W受賞とのことですが、
納得の出来。
『国家の品格』藤原正彦 新潮新書
流行りの新書を読んでみよう、その1。
画期的日本論って帯に書いてましたが、
別に目新しいことはありませんでした。
端的に感想を述べるなら
教養主義と、欧州への憧れの裏返しと、新渡戸稲造の『武士道』
ってとこでしょうか。
数学者だけあって数学絡みの話は熱が入ってて楽しかったかな。
『ウェブ進化論――本当の大変化はこれから始まる』
梅田望夫 ちくま新書
流行りの新書を読んでみよう、その2。
こちらは、とても興味深い内容で面白かったです。
「グーグル」だとか、「オープンソース」だとかが、
世界をどのように変えたのかについての考えが述べられていて、
ネットがもたらす変革を知りたい人には絶好の書になってます。
Web2.0のもたらす展望やその理念は、
SF好きな人にはたまらないんじゃないかと。
ネット上に情報が溢れかえっているからこそ、
有識者には常識的なことを分かりやすくまとめて、
そこから新たな発見をもたらしてくれる新書は
まだまだ需要がありそうですね
まだ読んでない人は是非とも読みましょう。
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