2006年に触れた作品で面白かったの各メディア3〜5個。
27日分の続き。

去年の年末に書いてみたものの長くなりすぎ、
ブログに載せずに没にしたんですが、ちと寂しく思ったので、
各5行以内に圧縮して書き直してみました。
短いのは良いことです。

まずはアニメから。順不同。

『時をかける少女』
おバカな真琴が百面相で可愛い。
女の子が普段の服装で駆けたり跳ねたりするのは健康的にエロい。
見せ方が抜群に上手い。脚本だけなら良作止まりだっただろうに。
背景が雄弁な画面作りは監督の味だと思う。
前向きな別れは好き。主人公が残される側なら尚更好き。

『パプリカ』
溢れる想像力が作り出すおもちゃ箱をひっくり返したようなシーン。
それを支える、きっちりとした構図取りに丁寧に書き込まれた作画。
ああ、アニメの面白さだなあ、と思った。
めまぐるしく変わる夢はまさしくアニメで描くべき題材。素晴らしい。
時間の短さからか話は端折られていて、後半に失速したのがちと残念。

『桜蘭高校ホスト部』
良く出来たシチュエーションコメディ。
たまにはハーレムも良いなあ。擬似家族っぽさもあったけど。
ゴチャゴチャしてる原作をシンプルにまとめたのは好印象。
分かりやすさを目指す作品作りは成功していたと思う。
ヒロイン=環、は最終回を観て確信。

『涼宮ハルヒの憂鬱』
山本寛の絵コンテ回がたまらなく好き。映画マニアっぽい画面作り。
非日常に憧れる二人が日常の良さに気付いていく、って設定は良いと思うけど、話の運び方があまり好きになれなかったのが残念。
あと、個人的に色々あったせいで、気になって仕方がない作品であるのは事実。なんだかな。

『ケモノヅメ』
いわゆるSEX&バイオレンス。そこはかとなく70年代風味。
話も絵もわざと荒く作っているけど、むしろそれが良い。
動き見せる為に思い切り歪ませた描き方がわりと好き。
良い画がたくさんあったのも良かった。鏡のような湖とか。

あと、ちょこちょこと。

今年は割とたくさん良作に出会えたと思います。
例年より観た量が多かったのが良かったんでしょうか。
(とはいえ、100時間以下ですが)

筒井作品のアニメ化が双方とも良作だったのが嬉しい限りです。
忠実なアニメ化で無く、監督の色が大きく出ていて、楽しめました。
でも、なんで今年に筒井作品がかぶったんでしょう?

涼宮ハルヒを取り巻く狂騒には驚き。
言うほど時代性も感じなかったので、不思議でした。
まあ、そこに自分がいないだけかもしれませんが。

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