日本選手権2007 2日目

1日目、周りのレベルの高さに挫けそうなの半分、楽しいの半分。
勝ち越しで満足してしまいそうな自分を戒めつつ、2日目開始。
目指すは3日目!

Round 8-10 ドラフト

ピック
TSP
初手パックが弱く、少し悩んで《疫病スリヴァー/Plague Sliver(TSP)》をピック。
黒は苦手なのでやりたくは無かったものの、2手目で《突然の死/Sudden Death(TSP)》3手目で《暗殺/Assassinate(TSP)》と悪くない流れ。その後《不吉の月/Bad Moon(TSB)》や《アンデッドの戦長/Undead Warchief(TSB)》といった珍しいものもピックして、1パック目はほぼ黒単で終了。

PLC
初手は特に黒の有力なカードも無く《永劫の年代史家/Aeon Chronicler(PLC)》をピック。2手目も同じ状況で《死亡+退場/Dead/Gone(PLC)》をピック。以降特に青も赤も流れてこず、2色目も決まらぬままレベルをかき集めて2パック目終了。

FUT
初手は《スカーク峠の掘り起こし/Skirk Ridge Exhumer(FUT)》。《アンデッドの戦長/Undead Warchief(TSB)》との相性の良さにちょっと期待。2色目を決めるような強力なカードを期待しつつも流れてくる気配も無く、《深洞のインプ/Deepcavern Imp(FUT)》を3枚ピックし3パック目も終了

デッキ構築
ほぼ黒単のデッキが完成。《不吉の月/Bad Moon(TSB)》の力に期待したいところ。
リクルーター含むレベル7枚がデッキの核。
結局2色目は《永劫の年代史家/Aeon Chronicler(PLC)》と3枚のドローカードを含む青に決定。
除去が少ないのが不安材料。

1《時代寄生機/Epochrasite(FUT)》
1《スカーク峠の掘り起こし/Skirk Ridge Exhumer(FUT)》
1《ラースのわな師/Rathi Trapper(PLC)》
3《荒廃語り/Blightspeaker(PLC)》
3《深洞のインプ/Deepcavern Imp(FUT)》
1《墓を掻き回すもの/Grave Scrabbler(FUT)》
1《疫病スリヴァー/Plague Sliver(TSP)》
1《アンデッドの戦長/Undead Warchief(TSB)》
1《脳喰らい/Brain Gorgers(PLC)》
1《ゴルゴンの世捨て/Gorgon Recluse(TSP)》
1《永劫の年代史家/Aeon Chronicler(PLC)》

1《不吉の月/Bad Moon(TSB)》
1《突然の死/Sudden Death(TSP)》
1《暗殺/Assassinate(TSP)》
2《深夜の魔除け/Midnight Charm(PLC)》
1《熟慮/Think Twice(TSP)》
1《予感/Foresee(FUT)》
1《秘教の思索/Mystic Speculation(FUT)》

10《沼/Swamp(TSP)》
7《島/Island(TSP)》

Round 8 kitagawa tomoaki
緑青+白
WW

2日目、第1戦。
結構気合入ってましたが、空回りしなくて良かったです。

Game 1
こちら先攻でマリガン。
マリガン後、土地が島1枚しかない初手を《秘教の思索/Mystic Speculation(FUT)》を頼りにキープ。
これが大成功で、2T目に《スカーク峠の掘り起こし/Skirk Ridge Exhumer(FUT)》3T目、4T目と続けて《深洞のインプ/Deepcavern Imp(FUT)》をプレイでき、そのまま飛行の止まらない相手を圧殺。勝ち。

Game 2
相手が先攻マリガンスタート。
相手が1T目にプレイした《緑探し/Greenseeker(TSP)》を《深夜の魔除け/Midnight Charm(PLC)》で除去すると、相手はそのまま土地事故。その隙に2T目の《荒廃語り/Blightspeaker(PLC)》から《深洞のインプ/Deepcavern Imp(FUT)》をリクルートし続け、勝ち。

Round 9 oosawa takuya
青白
LL

世界レベルの人に山ほど当たるなあ。
流石、日本選手権本選。
貴重な経験がたくさん積めて幸せ。

Game 1
こちら先攻でお互いにマリガン。
6T目に《隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero(PLC)》降臨。
無理ゲー。負け。

Game 2
相手は序盤からクリーチャーを順調に展開し、こちらのライフは順調に削られる。
しかし、こちらも《荒廃語り/Blightspeaker(PLC)》を軸に場を構築し《秘教の思索/Mystic Speculation(FUT)》でライブラリーを回して少しづつ場の優位を取り返して行く。そしてついに《疫病スリヴァー/Plague Sliver(TSP)》のダメージと《荒廃語り/Blightspeaker(PLC)》の能力により、次ターンに除去を引かれない限り勝ちの場を作り上げるも、相手はトップデッキ《隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero(PLC)》。負け。

Round 10 koyano hirohumi
青黒
LL

ここでの負けで完全にベスト8の目は消えました。
ドラフトの実力不足が露呈した結果に。

Game 1
こちら先攻。
相手1ターン目待機《精神攪乱/Mindstab(TSP)》。
これによるアドバンテージ差を《巣立つ大口獣/Fledgling Mawcor(TSP)》がさらに後押し。
すっかり場を制圧され、負け。

Game 2
こちら先攻。
相手またも1ターン目待機《精神攪乱/Mindstab(TSP)》。
2枚目の黒マナが引けずにまごついているところに突き刺さり、そのまま物量差で負け。

Round 11-14 スタンダード
ここで既にベスト8の目は無し。
次の目標はマネーフィニッシュと構築全勝。
問題は引き分けゾーンにいること、苦手なデッキが多そう。

Round 11 mori satoshi
ナルコブリッジ
LWW

途中「近畿予選の方ですよね」と尋ねられ、サイドばれてるのかと戦々恐々としてました。
実際のところはサイドまでは覚えてなかったそうです。
ちょっと自意識過剰だったのかも。

Game 1
相手先攻マリガン無し。
一体目の共鳴者を《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》で焼き、2体目の共鳴者を《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RAV)》で処理するも、次々に出てくる共鳴者。
そうこうしている内に墓地は肥え、ついに山ほどのゾンビトークンが速攻で襲ってくる。負け。

Sideboard
in :2《紅蓮地獄/Pyroclasm(ICE)》4《砂の殉教者/Martyr of Sands(CSP)》
out:3《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RAV)》3《永劫の年代史家/Aeon Chronicler(PLC)》

Game 2
こちら先攻でマリガン。相手はトリプルマリガン。
相手の《飢えたルサルカ/Starved Rusalka(GPT)》を《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》で除去すると、相手は全く後続を引かず。加えて、土地も1枚でストップ。
程なくして相手投了。勝ち。

Game 3
相手先攻。
相手1T目の《飢えたルサルカ/Starved Rusalka(GPT)》で《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll(RAV)》を墓地に送り込み発掘。墓地に2枚の《黄泉からの橋/Bridge from Below(FUT)》が落ちるも、発掘持ちは落ちず後が続かない。
そこに《砂の殉教者/Martyr of Sands(CSP)》をプレイし相手を牽制。その後2体目の共鳴者を除去し《黄泉からの橋/Bridge from Below(FUT)》を取り除くも、相手は3体目の共鳴者で墓地を肥やし始める。
しかし、その時には2体目の《砂の殉教者/Martyr of Sands(CSP)》と《炎まといの天使/Firemane Angel(RAV)》が場に出ており、相手は《臭い草のインプ/Stinkweed Imp(RAV)》でチャンプブロックを繰り返すも2体目の《炎まといの天使/Firemane Angel(RAV)》がどうにもできず、勝ち。

Round 12 moriya toshihiko
トリコロール
LL

全試合で最も悔やまれる試合。
練習もこなしていて、メインでは相性も良いはずのデッキにミスで負け。
情けない。

Game 1
相手先攻、こちらマリガン。
相手4T目の《稲妻の天使/Lightning Angel(APC)》を早々に墓地へと送り込んだ2枚の《炎まといの天使/Firemane Angel(RAV)》で耐える展開。相手は《宮廷の軽騎兵/Court Hussar(DIS)》を次々に追加してくるも、引き当てた《物語の円/Story Circle(MMQ)》で押し止める。
特に何事も無く4ターン経過した後に、こちらが《聖なるメサ/Sacred Mesa(TSB)》をプレイすると、相手は返しで《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(SCG)》。その時こちらに《神の怒り/Wrath of God(9ED)》は手札に無く、相手の場には《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(9ED)》があり苦しい状況。
しかし場だけで耐え切ることに成功し、その後の相手の2体目の《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(SCG)》もその時には引いていた《神の怒り/Wrath of God(9ED)》で対処し、概ね有利な状況に。
しかし、ここで油断してしまいミスプレイ。2枚目の《物語の円/Story Circle(MMQ)》をプレイせずに、《永劫の年代史家/Aeon Chronicler(PLC)》を待機することを選んでしまう。2枚の《物語の円/Story Circle(MMQ)》でほぼ勝ちは決定するので待機は明らかな緩手。
その隙が見逃されるはずも無く、返しに《悪魔火/Demonfire(DIS)》を打たれ、慌てて《物語の円/Story Circle(MMQ)》をプレイするも《溶鉄の災難/Molten Disaster(FUT)》をキッカー込みでプレイされ、刹那により軽減できず。負け。

Sideboard
in :3《砕岩を食うもの/Detritivore(PLC)》1《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RAV)》
out:4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》

Game 2
こちら先攻。互いにマリガン無し。
3T目に早速ミスプレイ。《強迫的な研究/Compulsive Research(RAV)》で2枚の防御手段を捨ててしまう。
火力多目のタイプのトリコロールには土地を伸ばすことより防御を優先すべきだった。
結局その後、ある程度ビートされた後に火力で負け。
相性の良いデッキにミスによる手痛い敗戦。

Round 13 tamura ryou
Project X
LL

実は初対戦のProject X。
唯一練習できていなかったデッキタイプだけにミス連発でした。
反省。

Game 1
相手先攻。
手札に《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》も無く、6T目に無限ライフを決められる。
しかし、《物語の円/Story Circle(MMQ)》や《聖なるメサ/Sacred Mesa(TSB)》を引いており十分に耐えられる状況なので、ライブラリー勝ちを狙い続行。
順調に耐えているところで、相手は無限トークンコンボ発動。
そして、ここでひどいミスプレイ。
《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》を《墓所の勇者/Crypt Champion(DIS)》に打てばよいものを《オルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scion(GPT)》に打ってもコンボが止まると勘違いしてしまう。
これよって貴重な《神の怒り/Wrath of God(9ED)》を無駄に打ってしまうハメに。
結局、その後の無限トークンコンボを1枚差で防ぎきることができずに負け。

Sideboard
in :4《砕岩を食うもの/Detritivore(PLC)》2《紅蓮地獄/Pyroclasm(ICE)》
out:3《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RAV)》3《物語の円/Story Circle(MMQ)》

Game 2
こちら先攻、互いにマリガン無し。
相手の《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》を《紅蓮地獄/Pyroclasm(ICE)》で除去し、複数枚の印鑑でのブーストからの《砕岩を食うもの/Detritivore(PLC)》2枚でビート開始。
相手《シミアの死霊/Shimian Specter(FUT)》を場に送るも、その時既にこちらは手札0。
相手が土地からのダメージを多く受けていたこともあり、そのまま撲殺。勝ち。

Game 3
相手先攻。
相手の展開した《惑乱の死霊/Hypnotic Specter(9ED)》をエルフごと除去しつつ、《砕岩を食うもの/Detritivore(PLC)》を待機と言う悪くない立ち上がり。
ただ、こちらは後続を引かずゆっくりとした展開。しかしその後《強迫的な研究/Compulsive Research(RAV)》で《炎まといの天使/Firemane Angel(RAV)》と《永劫の年代史家/Aeon Chronicler(PLC)》を引き当て、かなり有利に。
続いて2枚目の《炎まといの天使/Firemane Angel(RAV)》を引き、両方除去されるも場の制圧は間近。
ここで相手の場には《シミアの死霊/Shimian Specter(FUT)》がいるもののこちらの手札は0。
何を引いても勝つだろうと思った矢先に、待機含めのドローが2枚とも《炎まといの天使/Firemane Angel(RAV)》。
場には10マナしかないので仕方なく1枚だけプレイ。するとここに《殺戮の契約/Slaughter Pact(FUT)》。
《シミアの死霊/Shimian Specter(FUT)》で《炎まといの天使/Firemane Angel(RAV)》を抜かれてしまう。
その後耐える手段も引かず、《永劫の年代史家/Aeon Chronicler(PLC)》では飛行も止まらず、負け。

Round 14 endo ryota
緑単ビートダウン
WW

最後は上の点数の人。
もうマナーフィニッシュはないものの、ドロップしない主義なので続行。
お互いに勝ち越しがかかった勝負でした。

Game 1
相手先攻、こちらマリガン。
3ターン目の《物語の円/Story Circle(MMQ)》で完封。勝ち。

Sideboard
in :2《紅蓮地獄/Pyroclasm(ICE)》4《砂の殉教者/Martyr of Sands(CSP)》
out:4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》2《永劫の年代史家/Aeon Chronicler(PLC)》

Game 2
《神の怒り/Wrath of God(9ED)》で一掃した後、《聖なるメサ/Sacred Mesa(TSB)》で場を制圧。
《砂の殉教者/Martyr of Sands(CSP)》をプレイしたところで相手は投了。勝ち。

ここで今年の日本選手権は終了。
2日目の結果は限定1−2、構築2−2の計3−4で負け越し。
ミスが目立った2日目でした。
トータルの結果は
構築5−2、限定2−4−1の計7−6−1で53位。
一応、勝ち越しは達成。
とはいえ課題が多く見つかったので、少しづつでも改善していきたいところです。

今、Ratingを確認したところ、
Conmposite 1851
Constructed 1914
Limited 1788
で106位だったので、来年までにもう少し頑張れば招待されるかもしれません。
雪辱を晴らせるように、特に限定に力を入れて頑張っていこうと思ってます。

練習に付き合ってくれた皆様、世話になった方々、本当にありがとうございました。

コメント

偽の人
鬼怪機械技師
2007年9月7日6:01

お疲れ様でした。
Finalsに期待します(ぇ

みゃの
みゃの
2007年9月7日9:21

読みにくいレポですいません。
Finalsの前に都道府県選手権もあるので、頑張ってデッキ作らないと。
10月に入ったらローウィンのカードリストとにらめっこする毎日になりそうです。楽しみ。

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