10月8日の日記
2007年10月8日更新2日目。
空気読むなら、ローウィンの話でもすべきなんだろうけど、漫画の話。積み本消化の1日だったもんで。
まあ、まずは立ち読みの話から。祝、H×H再開! いやあ、長かった。1年半だっけ? 単行本と続けてだったんでスムーズに読めたけど、雑誌派は普通に話忘れてそう。で、やっぱり面白い。遅筆で下書きもどきしか載せないのに。いや、だからこそ? 何にせよそれでも読めれば幸せなわけで、こういう信者がいるから描かないんだろね。
最近お気に入りの『日本沈没』も面白かったわけだけど、H×Hと言いこれと言い漫画の面白さの本質は絵の丁寧さにはないなと改めて思った。H×Hと一緒にするのがアレなのは分かってるけど。何というか、荒いぐらいの方が面白かったりするから不思議だ。
で、積み本。水木しげるの『神秘家列伝』は面白かった。水木しげるが神秘家って思った人の伝記漫画なのだけど、人選が実にいい加減。役小角あたりは良いとして、宮武外骨なんかは全く神秘家には思えない。でも、まるで問題無し。だって水木しげるが神秘家だって言ったんだから。さておき、宗教家の話なんかはとても視点が面白い。信者視点の宣伝漫画でもなければ、重厚な人間ドラマを描こうってのでもなく、ただ、神秘現象に触れることの多い少し変な人として描かれてて、読んでて心地よい。こんなの描ける人、他にいないよなあ。やっぱり、水木しげるは妖怪なんだな。
『21世紀少年』は浦沢直樹の伏線回収しないっぷりが許せるかどうか以前に、話がさほど面白くないのが一番の問題点な気がする。とりあえず、ラストにぽかんとはした。さして、熱心な読者でもなかったし。伏線回収されたところで別にどうでも良いというか。とはいえ、漫画を魅せる技術だけは当代随一なのは確かなわけで、次回作では得意の人情物でもゆるくやって欲しいと言うのが本音。話なんて少々ベタでも良いと思うんだけどなあ。
かわぐちかいじの『テロルの箱舟』も読んだ。チクマ秀版の単行本は作品選択は渋いし出来も良いけど、売れてるかどうか凄く心配になる。劇画ファンって20代では本当にいないよなあ。おっさん狙いだから問題ないだろうけど。作品の方は暗い情念が先走りすぎてて、まあ、売れなかったんだろうなと容易に推測できる感じ。個人的には好きなんだけど。巻末解説の『メドゥーサ』のモデルが日本赤軍の重房信子と言う話で、ネットでかわぐちかいじを右翼漫画家呼ばわりしている奴の目の節穴っぷりにびびったのを思い出した。
あと、自分の中での桜子が海老塚からノイシュヴァンシュタインになりつつあるとか。『ブラッケンブラッド』という高校生の男の子が魔女っ子になってバトルする、かなりハイテンションなギャグ漫画の主人公が扮する中学生アイドルが、ノイシュヴァンシュタイン桜子なわけだけど、最近の男の子は可愛いな。にとりんやハーマイオニーとは違う方向性。妙に好きな漫画なので何回も読んでた。二重生活的な設定が好き過ぎる。ちなみに海老塚は帯ギュね。
空気読むなら、ローウィンの話でもすべきなんだろうけど、漫画の話。積み本消化の1日だったもんで。
まあ、まずは立ち読みの話から。祝、H×H再開! いやあ、長かった。1年半だっけ? 単行本と続けてだったんでスムーズに読めたけど、雑誌派は普通に話忘れてそう。で、やっぱり面白い。遅筆で下書きもどきしか載せないのに。いや、だからこそ? 何にせよそれでも読めれば幸せなわけで、こういう信者がいるから描かないんだろね。
最近お気に入りの『日本沈没』も面白かったわけだけど、H×Hと言いこれと言い漫画の面白さの本質は絵の丁寧さにはないなと改めて思った。H×Hと一緒にするのがアレなのは分かってるけど。何というか、荒いぐらいの方が面白かったりするから不思議だ。
で、積み本。水木しげるの『神秘家列伝』は面白かった。水木しげるが神秘家って思った人の伝記漫画なのだけど、人選が実にいい加減。役小角あたりは良いとして、宮武外骨なんかは全く神秘家には思えない。でも、まるで問題無し。だって水木しげるが神秘家だって言ったんだから。さておき、宗教家の話なんかはとても視点が面白い。信者視点の宣伝漫画でもなければ、重厚な人間ドラマを描こうってのでもなく、ただ、神秘現象に触れることの多い少し変な人として描かれてて、読んでて心地よい。こんなの描ける人、他にいないよなあ。やっぱり、水木しげるは妖怪なんだな。
『21世紀少年』は浦沢直樹の伏線回収しないっぷりが許せるかどうか以前に、話がさほど面白くないのが一番の問題点な気がする。とりあえず、ラストにぽかんとはした。さして、熱心な読者でもなかったし。伏線回収されたところで別にどうでも良いというか。とはいえ、漫画を魅せる技術だけは当代随一なのは確かなわけで、次回作では得意の人情物でもゆるくやって欲しいと言うのが本音。話なんて少々ベタでも良いと思うんだけどなあ。
かわぐちかいじの『テロルの箱舟』も読んだ。チクマ秀版の単行本は作品選択は渋いし出来も良いけど、売れてるかどうか凄く心配になる。劇画ファンって20代では本当にいないよなあ。おっさん狙いだから問題ないだろうけど。作品の方は暗い情念が先走りすぎてて、まあ、売れなかったんだろうなと容易に推測できる感じ。個人的には好きなんだけど。巻末解説の『メドゥーサ』のモデルが日本赤軍の重房信子と言う話で、ネットでかわぐちかいじを右翼漫画家呼ばわりしている奴の目の節穴っぷりにびびったのを思い出した。
あと、自分の中での桜子が海老塚からノイシュヴァンシュタインになりつつあるとか。『ブラッケンブラッド』という高校生の男の子が魔女っ子になってバトルする、かなりハイテンションなギャグ漫画の主人公が扮する中学生アイドルが、ノイシュヴァンシュタイン桜子なわけだけど、最近の男の子は可愛いな。にとりんやハーマイオニーとは違う方向性。妙に好きな漫画なので何回も読んでた。二重生活的な設定が好き過ぎる。ちなみに海老塚は帯ギュね。
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