ここ数ヶ月、北方謙三版の『水滸伝』を少しづつ読み進めてます。
志を掲げた男たちが革命に向けひた走る姿を、群像劇として切れ味のある文体で描いていて大変面白いです。
人物も現代風に作り直されている為、読みやすいのも好感触。というか、話自体もほぼオリジナルと言って良いほど変えられれてるみたいです。
まあ、横山光輝版を昔に一度読んだだけなんで違いは分かんないんですけど、アニメ版Gロボと違うのだけは流石に分かります。あんな超人連中は出てきません。
革命譚繋がりで、イブニングにて連載中の『レッド』と比べるとなかなか楽しいです。
『レッド』は浅間山荘事件をモデルとして革命の志を持った若者たちが自壊へと向かっていく様が描かれているんで、『水滸伝』の志が力を伴って革命のうねりへと変ずる様との対比が鮮やかなんですよ。
日本赤軍にも宋江や楊志のような魅力あるリーダーが、あるいは公孫勝や盧俊義のような冷徹な実務家が居れば少しは違ったのだろうか、と想像してみたり。
詳しい感想は読み終えたら残しておきたいなと思ってるんで、また次の機会にするとして、本の読み方の話を少し。
最初の一文に書いたとおり、『水滸伝』は意識的に少しづつ読んでます。
本を読むときは大体の場合、一気に読んでしまうんですが、なんかもったいない気がしてたんですよ。
折角のご馳走を一気に腹に詰め込んじゃうのもどうかなと。
てなわけで、本を常に持ち歩いて手が空いた時だけ読んでたんですが、なかなか良い感じです。
この読み方って週刊連載漫画やTVアニメの楽しみ方に近いんですよね。
生活のリズムに組み込まれ、暇な時にふと物語に思考を巡らせてみる瞬間が楽しかったり。
お気に入りのキャラと共にある楽しさなんかがあるというか。
この手の長編では人の名前がさっぱり覚えられない方ですが、今回はしっかり覚えられてるのも読み方のおかげかなと思ってます。読み始めるたびに反芻するので脳に刻み込まれやすいんじゃないかと。
勿論、展開が細切れになるというデメリットがあるので何にでも適用は出来ませんが、キャラ中心に描かれる長編なら一度試してみるのも良いんじゃないでしょうか。
ハードSFの様な設定・物語偏重じゃなければ多分大丈夫です。
小説が苦手な人も一日10分ぐらいなら読めるでしょうし、アニメや漫画と同じように楽しめるかもしれません。
前置き長かったり、冗長だったりする文ですいません。
みんな最後まで読んでるんでしょうか?
色々反省しつつ、また明日。
志を掲げた男たちが革命に向けひた走る姿を、群像劇として切れ味のある文体で描いていて大変面白いです。
人物も現代風に作り直されている為、読みやすいのも好感触。というか、話自体もほぼオリジナルと言って良いほど変えられれてるみたいです。
まあ、横山光輝版を昔に一度読んだだけなんで違いは分かんないんですけど、アニメ版Gロボと違うのだけは流石に分かります。あんな超人連中は出てきません。
革命譚繋がりで、イブニングにて連載中の『レッド』と比べるとなかなか楽しいです。
『レッド』は浅間山荘事件をモデルとして革命の志を持った若者たちが自壊へと向かっていく様が描かれているんで、『水滸伝』の志が力を伴って革命のうねりへと変ずる様との対比が鮮やかなんですよ。
日本赤軍にも宋江や楊志のような魅力あるリーダーが、あるいは公孫勝や盧俊義のような冷徹な実務家が居れば少しは違ったのだろうか、と想像してみたり。
詳しい感想は読み終えたら残しておきたいなと思ってるんで、また次の機会にするとして、本の読み方の話を少し。
最初の一文に書いたとおり、『水滸伝』は意識的に少しづつ読んでます。
本を読むときは大体の場合、一気に読んでしまうんですが、なんかもったいない気がしてたんですよ。
折角のご馳走を一気に腹に詰め込んじゃうのもどうかなと。
てなわけで、本を常に持ち歩いて手が空いた時だけ読んでたんですが、なかなか良い感じです。
この読み方って週刊連載漫画やTVアニメの楽しみ方に近いんですよね。
生活のリズムに組み込まれ、暇な時にふと物語に思考を巡らせてみる瞬間が楽しかったり。
お気に入りのキャラと共にある楽しさなんかがあるというか。
この手の長編では人の名前がさっぱり覚えられない方ですが、今回はしっかり覚えられてるのも読み方のおかげかなと思ってます。読み始めるたびに反芻するので脳に刻み込まれやすいんじゃないかと。
勿論、展開が細切れになるというデメリットがあるので何にでも適用は出来ませんが、キャラ中心に描かれる長編なら一度試してみるのも良いんじゃないでしょうか。
ハードSFの様な設定・物語偏重じゃなければ多分大丈夫です。
小説が苦手な人も一日10分ぐらいなら読めるでしょうし、アニメや漫画と同じように楽しめるかもしれません。
前置き長かったり、冗長だったりする文ですいません。
みんな最後まで読んでるんでしょうか?
色々反省しつつ、また明日。
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