最近、更新頻度がひどいので改善してみる試み。
てなわけで、ぐだぐだとした話。

フィギュアきもいとか、アイマスきもいとか、人のブログにきもいって言ってみるのが身内の中で静かなブームのようで。
エロに関する価値観は相容れないものですな。
いわゆる異文化コミュニケーション。

本当に仲良いな、としか言いようがない身内の馴れ合いはさておき、
もし、あまり面識のない人に素でキモいって言われたら、
どう対処すればいいんでしょう?
「そうですね、あなたはキモくないですね」
って言ってみるとか?
皮肉が通じずに、当然だろって顔されそうな気もしますが。
まあ、無視するのが一番なんでしょうね。
改善して欲しいことがあるなら、別の言葉使うでしょうし。

久しぶりに朝っぱらからマクド行ったら、新メニュー増えてました。
朝マックもたまには品数増えるんですね。
確か”マックグリドル”とか言うメニューなんで、
もし食べてみたなら、感想聞かせてください。

そういや、少し前のメガマック食べてみたことあるんですが、
あれ、めっさ食べにくいですね。
でか過ぎて、食べてる先からボロボロこぼれるんですよ。
万力プレスからの邪道喰い以外ありえないレベル。
生茹ダコを噛み切る練習から始めますかね。

食い物の話したら腹へって来ました。
http://sagisou.sakura.ne.jp/~sakuchin/kazumi/02/18.html
ここ↑で紹介されてる冷奴の食べ方がやけにおいしそうなんで、
今日の晩飯は冷奴にしようかと。
豆腐が大好物なもんで。
今からスーパー行ってきます。
では。
ども、お久しぶりです。
そういや、明日飲み会でしたっけ?

漫画の感想。
2巻以上の続き物じゃなくて面白かったのを幾つか。

『学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD』1巻
画:佐藤ショウジ 作:佐藤大輔

学校中ゾンビで、町中ゾンビ。
多分、世界中ゾンビ。
絶望的な状況下で生き延びようとする生徒たち。
皇国の守護者だけでなく、ここでも撤退戦とは。
原作者が大好きなんでしょうね、こういうシチュエーション。
もちろん、こちらも大好きですけど。

一巻ではパニックホラーの王道がきっちり描かれていて、
つかみとしては上々、引き込まれます。
今年、期待の一作。

『大地獄城・血だるま剣士』平田弘史

力士対騎馬武者の対決ってだけでも何かがおかしいのに、最後は、力士が手刀で貫かれ、騎馬武者は頭突きによって頭が吹き飛んで相討ちとは。
常人には思いつかない絵面。
とりあえず、身体の一部が欠けるのはデフォ。

戦国時代の凄惨な復讐が題材のお話。
復刻とはいえ、古びずに十分すぎるぐらい面白いし、
行き過ぎた情念の果ての狂気を描いてる作品は今でも貴重。
山口貴由で濡れる人は平田弘史作品を是非読むべき。
『シグルイ』のルーツは間違いなくここに。

『少年少女漂流記』古谷×乙一×兎丸

中二病を真正面から全肯定。
妄想(空想?)豊かな少年少女を描いた短編集。
彼らに対する作者の視線ががとても優しいんで、読後感が良いです。
古谷兎丸は少年少女の幻想とか妄想を描くと本当に良い仕事するなあ。
中高生が読んだら、どんな感想持つんだろ?
中二病は否定するものでも、克服するものでもないよってメッセージで救われる子もいるのかな?

観ました

2007年2月28日 アニメ
BLACK LAGOONの双子の回だけでも見なさい。
神だから。

あとはとかちときしめん延々と聞いてればいい。
正しい一人での過ごし方・・・だよね? (2月27日12時44分 教祖)

双子の回、観ました。
神でした。
今まで積んでたことを後悔するぐらいには面白いですね。
原作好きでアニメの出来も十分なんだから、さっさと観ろという話ですか。

原作で何度か読んだとはいえ、相変わらず胸糞悪くなる話に色々いらついたりする一方で、バラライカ良いよなあ、とか何も考えずについ思っちゃう辺りのどうしようもなさとか全部ひっくるめて、大好きですわ、この話。

双子の声を重ね合わせたり入れ替えたりするのは、アニメならではの演出で楽しいですな。

そのまま勢いで偽札作りの話も観てたんですが、
双子話の後にこれ持ってくる辺り、バランス感覚良いですね。
クソダメにバカ一杯で楽しくやってるのが好きなんですよ。
気軽にパンツ見せまくりなところが、前の話の毒気抜いてくれるので、ほっとする感じというか。
ちょっと安っぽい感じがむしろツボです。

2,3日中に全部観そうな感じです。
人恋しくなったので、独り言を聞かせる日記。
まあ、結構な頻度でそうなんですが。
誰か、一人ぐらいは読むんじゃない? という発想で。

宅配便待ちの為、家でごろごろ、結局届かなかったけど。
本読んで、ネット見てで、一日終わり。
……だと話が続かないんで、オタ話。

アニメの話。
ふと、アニメ観るかなあ、と思い立ち、どんなアニメ積んでたか確認。

舞-HiMEの無印と乙
→前半のノリが合わず放置。後半は面白いらしい。
ノエイン
→映像は面白いなあと思いつつも、ストーリーが多少好みとずれてたんで放置。
まなびストレート
→脚本の微妙さ加減に放置。過剰な演出にも疲れた。
BLACK LAGOON
→原作より出来がよさげなアニメ版ゆえにB級感が薄れてて、なんとなく寂しくなったので放置。

あー、放置にはそれなりに理由あるなあ。
全部、良作な感じではあるんだけど。
ノエインは最後まで観たら気に入りそうな雰囲気はあるし。
全部無視して、各地で評判のコードギアスもあるかな。
http://www.youtube.com/watch?v=eI2gBXfLQvM
でも、コレ観て少し不安に。

で、結局観たのは、『涼宮ハルヒの憂鬱』のDVD7巻。
EDフルver.目当てに買って、特典だけ観て忘れてた。
で、『サムデイ イン ザ レイン』
部室でだらだらしたり、ストーブ取りに行ったり、
長門の日常を覗き見したり、ハルヒといちゃついたりする話。
2回目だけど、始終ニヤついて我ながらどうかと。
日常を観るのが好きすぎる。
長門が皆に放置されて読書してるんだけどちょっと気になって窓の向こうのハルヒ達を見ちゃうとことか、キョンにハルヒの居場所聞かれてとぼけたりするとことか、何この娘、めっさ可愛いんだけど、なんで放置するのん?
固定カメラの盗撮感というか覗き見感のせいか、妙に長門の一挙一動が気になって、ページを捲る速度から色んなこと想像してしまうのが、演出にのせらたようで悔しくて嬉しいなと思いつつ、結局ニヤニヤ。
そんな感じで全編から漂う長門かわいいよ長門オーラにもかかわらず、最後はハルヒといちゃいちゃで締められる辺りにメインヒロインの横暴を感じるんだけど、むしろ、そういうスルー感が良いのかもしれない。
そういや、長門、一言も喋ってないな。
こんなこと書いてるけど、別に長門が好きなわけでもないというか、
そんな自分にこんなこと思わせる辺り、このアニメが怖い。
というわけで、好きなシーンだけさらに2、3回観た。
DVD便利。

読書の話。
漫画読む読む、漫画読む。
小説も少々。
『夜は短し、歩けよ乙女』はめっさ面白かった。
借り物なんで、これは別に感想書く。
漫画も面白いの多くて幸せ。

『少女ファイト』2巻。
スポーツ物は初心者が混じると視点が近くなるので有り難い。
教える過程が面白いし、成長も分かりやすいしで、とても楽しい。
練が初心者の小田切にかける言葉に、小田切の方に感情移入してたせいか妙に目頭にきた。チーム戦だと足引っ張ってる後ろめたさがある分、萎縮しがちだもんなあ。そういう時にかけられる前向きな言葉の有り難さは本当に嬉しいもんなあ。
MTGとかボードゲームを教える時の自分の下手くそっぷり思い出して反省。

他にも色々読んだけど、そろそろ手が疲れてきたんで、スルー。
アニメ話より先に書けば良かった。

映画の話。
毎月1日、映画の日は1000円均一なんで、山ほど観ようと、
観たいのをリストアップ。

ディパーテッド
→香港ノワール『インファナル・アフェア』のリメイク。
 原作が面白かったので。アカデミー獲ったので混むかな?
バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
→ホイチョイ原作のコメディ。軽いノリのが観たい。
それでもボクはやってない
→周防正行監督好き。評判もよさげ。
鉄コン筋クリート
→スタジオ4℃製作のアニメ。映像が良さそうなんで。
ジョジョの奇妙な冒険
→当然観る。

一日で回りきれるかな?
とりあえず、スケジュール組むも無駄が多くて萎える。

長々と書いて、直接人と会って話せば良かった気がしたけど、
読み返すと、結局話さない類の話題ばっかつうか、
まあ、聞かされても困りそうな話なんでコレで良いかも。
『とらドラ4!』の感想。
貸してくれたことへの礼ということで。
当然ネタばれ満載なんで、未読者は注意を。

あー、今回もめっさ面白かった。
竹宮ゆゆこのコメディセンスは素晴らしいわ。
バトミントンからの犬との取っ組み合いは笑った。
冒頭の犬家族な夢落ちの後に、これ持ってくるのは良いなあ。

みのりんも相変わらず素敵なバカっぷりで、見せ場多いね。
ハイテンションな待ち合わせに吹いた。
今回はシリアスな方でもなかなか。
ホラー嫌いな話からの中盤の会話シーンへの繋ぎは上手いわ。
笑顔で内面を見せないみのりんには、遠まわしな会話が似合う。

裸族・北村の股間の攻防はアニメ化希望。
是非、職人芸を見せて頂きたい。
つうわけで、温泉まーだー?

亜美がいよいよラブコメってきた件について。
やあ、大歓迎。
他のキャラに比べて、ちと絡みが弱いなーって思ってたんで、
こういう梃入れはよろしいんじゃないかと。
可哀想なことになっちゃうんだろけどねえ。
しかし、ドS二人に翻弄される竜児には同情を禁じえない。

ラストではいよいよ話が進み始めたというか。
行き場所を失った振り上げた手と、さりげなく挿入される大河の主観。
ようやく大河が関係が変化することの意味を理解してしまったわけで。
次巻は得られた居心地の良い場所が無くなることを恐れ始める大河を描くのかな?

明日のご飯は、竹宮(ゆ)先生に敬意を表して、
たらこ+卵黄+白ねぎでどんぶり一杯かな。
数多の可能性を噛み締めながら、おいしくいただく予定。
ども、やっとテストとレポートから解放されました
忙しい時期終わると最高ですね。
と言ってもサボりのツケがきていただけなんですけど。
追い出される可能性は多分にありますが、
もうその辺のことは忘れて遊びます。
MTGやりたいですし、本も読みたいのです。

てなわけで、手始めに三国志大戦やってきました。
VerUP後の初プレイ。
使ったデッキは
新R趙雲(疾風大車輪)、UC張飛、R顔良、R田豊
えーと、ちと臭うデッキだとは分かってますので、
劣化八卦とか言うのはやめましょう。

Say君から借りて試してみた新R趙雲ですけど、強いですね。
疾風大車輪は素晴らしいし、高武力槍の復活が良すぎます。
号令相手に疾風大車輪の一騎駆けでプチ連環とか、
弓多めデッキ相手への間合い詰めとか、
やたらに大活躍と言うか、大概の場合、尊い犠牲に。

そんなカードパワーを存分に活かしつつ、
1ヶ月以上も御無沙汰にもかかわらず7連勝と自己更新記録。
や、まだ9州なんですが。
最後は新SR馬超に斬られて終了。

まあ、しかし、プレイングはひどく、
迎撃喰らった数>突撃した数、だとか、
隙無き中の顔良(勇猛+武力11)が董白(当然武力2)相手に
一騎打ちで負けたりとか、(ちなみに××××○)
と最悪にグダグダでした。精進します。

そういや、新R以上は0枚でした。しょんぼり。

水曜日は部室で映画版パト2観てる予定です。
それでは。

もう1歩で

2007年2月16日
近況報告。
テスト終わりました。
後は、頼み込んで出してもらったレポートだけ。
無事に単位取れてれば、来週ぐらいからは遊べる予定です。
まあ、割と危険なんですが。

で、長々書くのもアレな状況なんで、また動画でも。

ペットボトルAV
http://www.nicovideo.jp/watch/utkqe0GVRQbU8
企画モノ好きならお薦め。
映像はある意味エロいですが、非18禁。

以下、Say君に。

Galaxy Angeloon - Image of a net ☆ is music 祭
http://www.nicovideo.jp/watch/utKUDpr_MvuLg
50秒のとこがピンポイントにツボった。
コメントのスルーっぷりが泣ける。
Ia! とか書くべき?

↓やんまーに
http://www.nicovideo.jp/watch/utPXM4psJKwPc

2歩手前

2007年2月9日
近況報告。
割とよろしくない感じです。
とはいえ、希望は残ってるんでなんとか。
とりあえず山ほどのレポートを処理中。
連休とは素敵な言葉ですね。

これだけってのも寂しいので、短めの動画でも。

男の闘い
http://www.youtube.com/watch?v=hWfxGPzEao8&;;
大統領が無駄に熱い。
若奥様のを送ってもらえば良いんじゃない?
とは、とても言い出せない雰囲気。

Protect the Boys
http://www.youtube.com/watch?v=EKmoFYYp_0k&;;
久しぶりに観たらめっさ面白かったので。
言葉なんていらないというか、人類の半分は共感するはず。

良い週末を!

>Say

2007年2月8日コメント (2)
Say君への私信。
またか、交換日記みたいだ。

コメントに全然気付いてなかったわ。
古いエントリに付くとなかなか分からんね。
まあ、横に新着コメントってあるんだけど。
というわけで、言い訳終わり、今頃返信。
『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』OPについて。

いまさらコメント。
今火曜3時くらいなわけだが、OPだけ見た。
かなりのオサレ感。少々鼻につきすぎるオサレぶり。

というか、こいつ無自覚でしょ。
自覚的にすべてを構成したというなら洗練されてなさ過ぎる。

自覚/無自覚はどうやっても推測の域をでないので、
議論は避ける。
Say君がそう思ったんならそれで良いんでない?
まあ、個人的にはオサレ感は自覚していると思うけど、
それを笑いに転化することとはまた別の話。

洗練されてなさ過ぎるってのが何を指すのかは良く分からんけど、
笑いにできてないという意味なら、そうだとは思うよ。
ツッコミとして機能するものないからね。
京アニハルヒ0話におけるキョンみたいな存在。
だからこそ、ネタで面白いといったわけで、
パロディ作品としてはみれないわな、多分みせる気もない。
意図的な誤読が出来るだけで。
オサレをオサレと分かった上でスタイルとして消費できる人たちと、
なんとなく格好良いと感じる人たちに向けて作ったんだろね。
まあ、脳内に自前のツッコミ回路ないと楽しくないと思うよ。

前にも話したように、あの鼻につくオサレ感って技法を演出じゃなくスタイルとして使うから出るんだと思ってるんだけど、その辺の齟齬は本編観てないと強く感じるものではないわけで、本編で見せようとしているものが前提として頭にないと微妙やん?
ある種の作品ならアレでも良いとは思うけど。

結論としては、本編観て齟齬感じて、ツッコミ回路内蔵して、やっと笑いになるわけで、楽しめない人のほうが多いとは思ってるよ、流石に。
で、楽しめる人には鼻につくほどオサレな方が良いというわけ。
良質の燃料どうもありがとう、って。

なんだ、途中から論旨がすりかわったな。
まあ、いいや、それじゃあ。

3歩手前ぐらい

2007年2月7日
近況報告。
プロBの単位取れてました。たきうk君心配してくれて、ども。
代わりにってわけじゃありませんが、
今日、単位を1個さくっと落としました。
正直、洒落になってません。
挽回すべく山ほどレポート書く必要が出来たので、
今週末もドラフトは無理そうです、すんません。

以下、私信。Say君へ。
高遠るい『SCAPE-GOD』の感想、ネタばれあり。

読んだよ。バカ過ぎ。
高遠るいの漫画読んで初めて面白いって思った。
理性が邪魔してか狂気が描けてないなってシンシア読みながら思ってたんで、こういう作品はしっくりくる。
どっちつうかと批評的なんだよなあ。
こういうタイプの作家にはキャラじゃなくて、世界観や物語の構造を狂わして欲しいと思う方なもんで。
あと、こういう高密度な物語の描き方は他の作品でも取り入れてって欲しいな。作家の資質に合ってるんじゃないかと。
2000年代の局所的オタ文化を全部詰め込んだらこうなりました!
って、電撃でやるなよな、と。
いや、電撃でやるからこそ意味があるとは思うけどさ。
ほんと、細かい演出や小ネタのレベルから世界観・テーマのレベルまで良くパロディしてるわ。
ご丁寧に解説までついてて、ああ確かについてるべきだわ、こういう解説するやつ絶対いるもんな、って感心してた。
例えばラストの方、コマ均等に割って表情だけで見せるページとか、ああ流行り流行りって笑ってた。いや好きな演出だけどさ、よしながふみ得意だし。
しかも、次のページ見開き血しぶきって、やあ最高だな!
で、人間ごとき言いだした後、デビルマンっつうか下半身ちぎれ。
やっぱ、デビルマンは欠かせないわな、主人公の関係性が世界の破滅と直結っていったらなあ。デビルマンがセカイ系とは思わんけど。
あと、ネタとマジの混交ぶりが良いね。
何処からネタで何処までマジなのかが分からん感じが、トップ思い出してた。何この超展開と作者も分かりつつも真剣に作ってあるんだよなあ。
ところで、バキっぽい演出は結局素なんかね? 割と根っこからな気がしてならないんだけど。
しかし、こういう作品は賛否両論出るのは当たり前として、真正面から批判してくれる人が欲しくなるよな。
そういう人いないと逆に作品の価値が下がる気がする。
SF研の誰かに感想聞いてみたら、多分誰かは面白くないって言ってくれると思うし、それがあるべき姿だと思うんで、嫌そうな面されるの覚悟で聞いてみるつもり。

キリがないので、とりあえずこの辺でやめておく。
ネタばれありって書いたけど、結局話のとこまでいかなかったわ。
まあ、いつもなら直で話す類のことだけど、
何か当分会えなさそうな気がしたので書いてみた。
それでは。

炊飯中に

2007年2月6日
一番上がアレな感じなのも何なんで更新。
ところで、一つ前のアレですが読み返してみると、
縦読み分かりにくいな、と思ったので色変えときました。
気付かないと、ただのむかつく説教ですし。

まあ、書き出してみたものの特にネタもないというか、
ああ、そういや、ニコニコ動画見てみました。
最近流行っているようで。
確かにありそうでなかった面白い試みだと思います。

と言ったものの、ほとんどコメント消して観てました。
お祭り騒ぎのようなノリについていけなかったというか。
なんか少し寂しい気持ちに。
空耳系も歌詞だけ見たかったなと思ったり。
共感重視の楽しみ方も、もうちょっと得意になりたいんですが。

折角なんで楽しんだ動画でも。
http://www.nicovideo.jp/watch?v=utCZWTmrNTipc
ザンギエフ最強すぎ。カオス。
http://www.nicovideo.jp/watch?v=utlby_K-1v3bM
鬼才。応用の利く発想。
http://www.nicovideo.jp/watch?v=ut8SE4DPZ4Il8
妙に脳にきました。でも↓こっちで良い気が。
http://iojacket.hp.infoseek.co.jp/toho3.html

賛否両論ある動画はコメント見てると楽しいですね。
不毛な罵りあいと、もどかしくなる噛み合わなさ。
朝まで生TV、とか、真剣10代シャベリ場、
のような討論系の番組が流されれば、盛り上がりそうな予感。

毛皮の作り方(血が嫌いな人は観ないほうが良いかと)
http://www.nicovideo.jp/watch?v=am119019
↑これなんか、噛み合わなさが素敵でした。
レベルや前提条件の違う問題をごっちゃにして、
みんなが好き勝手言うとこうなるよ、という見本。
議論じゃないから当たり前ですけど。
動画の構成が実に恣意的なのは良い燃料といった感じ。

そろそろ飯が炊けたようなので、食べてから学校行ってきます。
それでは。

追記:
『毛皮の作り方』ですが、今観るとコメントに殺伐とした雰囲気がなくなってますね。
かわいそうって感想ばかり。
罵り合いは初めのうちだけだったんでしょうか?
ども、生きてますよ。
2週間ほど放置してました。

しかし、テスト期間は気が滅入りますね。
自分のダメさ加減から、すぐに自己嫌悪→奇声ループに入るのがよろしくない。
傍から見ると、嫌な意味で若いというか、あらあらうふふ、な感じなのかと考えてしまうと余計に萎えるんですが、
そんな感じのダメスパイラルも適当な回数回せば、
「あ、これが自虐ですか、自分に酔っ払いですね、素敵ですね」
と妖精さんが囁きはじめ、そのうち自然に抜けられるので、
あんまし問題ないのです。

でも、アレですね、
自らの人生は自らの手で掴み取らねばならぬ、
とか考えて、右手にご出馬願うと、
すぐにループ抜けれるっちゃ抜けれるんですが、
やる気も急降下で、即席ニヒリズムに移行するのが問題であって、
じゃあ、左手の出番ですね! ってなるかというと、
あのたどたどしさを愛おしく思う、LOVE、
のような返答は求められてないわけで、
なんだか凄く『寄生獣』と『美鳥の日々』が読みたくなってきたなあ、
というどうでも良い結論で締めるグダグダでアレな話なのです。

まあ、自己嫌悪話は割と関係のない振りなわけで、
本題は、後輩に落ち着けって言われたよ! という話。
t○ri君に濡れ衣着せられたのです。
下ネタ好きの嫌疑をかけられました。
最近、流行の捏造報道。
書かれた事の3分の2が虚偽とは恐ろしいですね。
少しの真実を混ぜてくる辺りが狡猾ですね。

というわけで、某所のコメント欄でDisられたわけですが、
返答は少しミスったと後悔してました。
こんな感じのコメント書くべきだったと思うのです。

まえら下ネタ言いすぎやで、正直引くわ。
ても全く言うなとは言わんよ、でもな限度はあるやろ?
んつかぶって喜んでる小学生と同レベルやで、実際。
つも言うとるやんか、TPOぐらいは考えようやって。
体にして、こっちの話聞いとらんよなお前ら。
き勝手やるのも良いけど、世間はそんな甘ないねんで。
つく聞こえるかもしれんけど、おまえらのこと思ってやからな。

ところで、程良く大きいのが好みです、爆とか魔は微妙。
”もののあはれ”が分からない人なので、全くないのは範囲外。
死ぬほどどうでも良い情報ですね。

コイツは殺しても死なないな、的な元気さをアピールしたとこで
今日はこの辺で。
レポートがだるくてたまんないので、現実逃避気味にアニメの感想。

『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』観ました。
漫画版読んだときに、舞台の学園の姉妹校の名前が
母校のと同じだったんで妙に気になってたんですよ。
まあ、自分が通ってた方は男子校だったんですけどね。(今は共学)

第一印象なんですが『かみちゅ!』っぽいなあ、と。
設定やキャラは別に似てないんですけど、
表情とか仕草などの芝居の見せ方が実写寄りで、
それを中心に据えて描かれてる辺りがなんとなく。
設定年齢より幼く見える女の子にそれをさせているのも、
そう思った原因なんでしょうねえ。
正直、小学生にしか見えません。

表情や仕草を描いてくれる作品は好みなんで、
楽しんで観てました。
絵もそれを見せるに十分な動きしてましたし。
細かい演出はちょっとうるさく感じますけど、
遊び心と思えば、結構楽しく観れます。
もう数話は視聴しそうです。

で、そんなことより、OPがネタでめっさ愉快だったんですよ。
あのオサレ感がツボに入って仕方ないというか。
手ぶれとかピントぼかしとかカメラワークとか。
飛び降りるのを下からのアングルで撮るのも良いですね。
フェンスにもたれる5人の構図とかめっさオサレ。
しかも、スプレーグラフィティ。
やあ、素晴らしい、作った人はGJ!
まさにオサレってな感じが良く出来てます。
ニヤニヤしながら観てました。

各話の感想も少し。

1話は、歌って凄いね話。
ハルヒぐらいにキャラソン売れると良いですね。
ハルヒっぽい声のキャラの素直じゃない感じは好き。
恋愛絡まない方がああいう性格は映えると思うんですよ。
言葉とは裏腹に、相手のことを認めている関係。
なので、あえてあの4文字は使いません。

2話は、1話まるまるかけてufotableカフェの宣伝とか素敵過ぎ。
1話に引き続き、学園祭ノリな爽やか青春路線。
にもかかわらず暗いライティングはちょっとどうかと。
単純に見にくいです。

あと、すべり笑いの間のとり方が堤幸彦っぽくないですか?
効果音の入れ方とか、周りの反応とか。
気のせい?

そういや、再放送のカレイドスターの1話も観ました。
少しだけ述べるなら、コメディ部分は肌に合わなかったけど、
後半のドラマ部分が良くて結構グッときた、ってところでしょうか。
続き観たくなるぐらいには面白かったです。
詳しい感想は教祖様に直接言うことにして、今日はこの辺で。
京都へプレリリーストーナメントに行ってきました。
1ボックス貰ってきたんで、ドラフト4回分のパックは確保。

明日行く人の為に幾つか気付いたことを書いときます。

・タイムシフトのコモンは普通に見かける
タイムスパイラルとは違うので、警戒した方がよろしいかと。

・チャームは結構強い
赤は微妙ですけど、他のはなかなかやります。
1白ある時のフォグには注意。

・青や白から除去が飛んでくる
青コモンの表向きで+2/-2 or -2/+2はトップコモン級。
白の1マナ3点もかなりの強さ。
ライブラリーめくって+X/-XもX=2ぐらいだと思えば確定除去扱い。

・赤マナ1つは巨大化or5点or2点
選択肢が増えているので注意。

・消失はあまり見かけない
コモンでは黒の3/1ぐらい。こいつはまあまあやるのですが。
白ブラストダームはアンコなので安心。

・白含みの2マナはクリーチャー救出される可能性が高い
ライオン(2マナ2/2瞬速)or瞬きorチャーム

・タフネス1はより死にやすい
ティムは良く見かけました。チャームはたまに。

・昔強かったのはやっぱり強い
タッパーとかボアとか相変わらずの強さ。

今回はレアゲー楽しんだので、
あんまり参考になるようなこと言えないんですけどね。
ドラゴンも吸血鬼も強いなあ。

双頭巨人ブースタードラフトはめっさ楽しかったです。
ストームで遊んでたら、決勝はスリヴァーデッキに負けました。
本当に素敵なレギュレーションだとは思いませんか?

追記:
チャームで微妙なのは”青”と書いてましたがミスです。
”赤”の間違い。
メインに入らないほど弱いわけじゃありませんが、
積極的に採用するほどでもない強さなんですよね、赤チャーム。
サイドボードとしては優秀。
青チャームは色が変わった分、少しだけ昔より強い印象。

今頃な私信

2007年1月19日 漫画
say君への私信。

とはいえ『君に届け』『ひみつの犬神コココちゃん』を読んでる人は、
読んでも大丈夫です。
知らない人には、終わりの方に漫画の説明を置いときました。

『君に届け』の2巻買ってきた。
読む?
1巻含めてどうすれば良い?
借りた漫画を部室に放置してたのちょっと前に思い出したもんで。
今頃になって、すまんね。

『君に届け』は面白かった。
めっさ真っ直ぐな青春モノやけど、ギャグを入れる間というか、
緩急のつけ方が上手くて、すっと入ってくるな。
ハチクロもそうやけど、青春モノ特有の気恥ずかしさの消し方が
上手いのが最近多い気がする。

――ここから2巻の話

特に2巻が良かった。
吉田&矢野コンビにめっさ感情移入してた。
ちょっとした誤解から生まれる気持ちのすれ違い。
こういうのにどうも弱いわ。
勝手な思い込みだと分かってるし、相手のことを信じたいのに、
本当のことを確かめる勇気が持てなくて、足がすくんで、
いつしか疑いの心が芽生えて、自分がいやになるという流れ。
目頭熱くなった。
やっぱり伝えようとしないと伝わらんよな。
1巻と違って恋愛が絡んでこない分、雑味がなくて、
よりストレートに響いてくるから2巻の方が好きかなあ。

――2巻の話おしまい

あんまし関係ない話やけど、
めっさ感情移入して泣きそうやのに、
そのキャラに漫画の中で先に泣かれてしまうと、引いていかへん?
その感情はお前のものじゃない、って作品に拒絶される感覚というか。
目一杯に入り込んでたのが、少し現実側に引き戻されるんやけど。
自分だけ?

『ひみつの犬神コココちゃん』は面白いね。
こういう漫画が出版できる日本は素晴らしい。

男の子や女の子の、虫との融合具合は良いな。
生理的嫌悪感が出過ぎないギリギリのバランスというか。
いや、人によっちゃ既に無理なんだろうけど。
ただの道具に堕してしまった感のある触手に比べて、
より根っこの部分に近い生理的嫌悪感をくすぐられるわ。

最後の落ちは個人的にしっくり来なくてちょっと残念。
咲子の妊娠からの繋がりなんだろうけど、蛇足に感じた。
描写や世界観だけで十分面白かったってのがあったからかな。

以下、知らない人用にどんな漫画か説明。

『君に届け』椎名軽穂
主人公の爽子は、陰気な見た目のせいで怖がられて、
貞子なんて呼ばれてたりする内気な女の子。
そのせいで人と接するのが苦手なんだけど、
憧れている爽やか少年の風早君と接することで、
少しづつ克服していきながら、居場所を作っていくお話。
爽やかな青春モノが好きならどうぞ。

『ひみつの犬神コココちゃん』掘骨砕三
主人公は食べると魔法にかかる卵を産むコココちゃん。
魔法といっても、体が虫と融合して怪人みたいになっちゃうんですが。
そんな魔法にかかった男の子や女の子がエロいことするお話。
例を出すと、ナメクジな女の子が絡みついたり、
蜘蛛な姉が蛙な弟を孕ませたり。
異形が持つ妖艶さが好きな人はどうぞ。

追記:
書いた後に気付いた。
どうかと思う組み合わせやね。
読者層かぶらないんだろなあ。
でも、コココちゃんも話だけ見れば、割と真っ直ぐな気がする。
気がする。
胃が痛くなるは、レポートは分からんはで、
気が滅入ってきたので、気分転換に無駄話。

今日、部室でちんたらと駄弁っていた時のこと、
「若い子に最近人気がある作品って大抵、
いわゆるツンデレと綾波っぽいのと内気な感じのおらへん?
綾波っぽいって無表情とか全部ひっくるめてやけど。
内気で引っ込み思案なのは思いつめて暴走したりしてな。
で、大体ツンデレか綾波が大人気で、どっちかメインヒロイン。
内気なのは地味にしか人気ないの、3番手〜5番手ぐらい」
って言ったら、割と賛同もらえたんですよ、
しかも、まさにそういう作品にたくさん触れている子からも。
「ええ、まあ、好きですよ」とか言ってました。

ここ2〜3年ぐらい、その手の作品に触れまくった成果か?
と思って、ちょっと嬉しかったわけです。
後輩たちの言ってること理解する為に、
適当に読みまくった甲斐があったなあ、と。
ジェネレーションギャップも克服ですかね?

と、まあ、そんな微妙極まりないプチ自慢はさておき。

若い子に人気がある作品って言っても、
どんなんやねん? って思ってる人がいるかもしれないんで説明。
落ちモノで、ハーレムな作品です。
ここにSFか伝奇風味を加えるとベスト。
平々凡々な男の子のところに突然女の子が転がり込んできて、
で、そのうち色んな女の子出てきてモテモテ。
バトル絡めるやつが特に人気ですかね。萌え燃え。
10年以上前からな気がしますが、きっと気のせいです。
(こういう風に書くと嫌味にとられそうですけど、
 悪意はないのですよ。TYPE-MOONとか大好きですし)

そんなの続けて読んでると、頭がいい感じになってきて、突然、
藤子不二雄先生が思い浮かんだんです、Fの方。
いや、まあ、「落ちモノ→ドラえもん」な短絡思考ですけど。
そしたら、ドラえもんやキテレツ大百科みたいに、
定番キャラクターたちがいるのかな? と疑問が湧いたんで、
少し考えてたら、最初に書いた発言に行き着いたわけです。
これが事の真相。

部室に転がってる小説(ラノベ)は割と当てはまってて愉快でした。

これだけだと、部室で話したこととあんまり変わんないんで、
部室に転がってたその手の作品のラスト予想でも。
割と真面目にやります。

・ゼロの使い魔(読んだの2巻まで、アニメは2話まで)
ルイズが虚無の系統に目覚めたりしながら天下統一。
才人は零戦載って大暴れな駄洒落展開にブーイングの嵐。
才人が現実の世界に帰る時に、ルイズは涙こらえながら
「あんたなんて大嫌いなんだから」
とか言ったりした直後キスシーンで読者大興奮。

・涼宮ハルヒの憂鬱(3巻まで、アニメは全部)
実はキョンこそが神様だったんだよー!! 落ち。
小泉が「ばれてしまったようですね」的なこと言った後、
数十ページの説明台詞に読者大興奮。
最後は日常エンド、キョン語りの後、
「何やってるのよ、××」と相変わらずなハルヒで締め。
××はキョンの本名。もちろん名字じゃなくて下の名前。

・とある魔術の禁書目録(3巻まで、アニメ化するんじゃない?)
完結しません。Never End!
ヒロイン100人越えに読者大興奮。
延べ人数は兆とか京とか、そういう小学生っぽい数字。

他に何かあったかなあ?
思い出せないし、面倒くさくなったので、この辺で。
漫画喫茶と本屋で読み逃してた漫画雑誌を読んできました。
まとめて読むと漫画の話がめっさしたくなってきますね。
と言うわけで、漫画話を箇条書き風に。

イブニングで『ビビリメガネ』2回目が載ってて嬉しい。
1月ほど前に載った新人賞の大賞作品の続き。
内気で臆病で、猟奇殺人犯を偉人扱いして憧れたりする、
まさに題名どおりな感じの男の子が、
社交的でハイスペックで好奇心旺盛で当たって砕けろな女の子の
興味の的になっちゃってさあ大変、なコメディ。
対照的な二人の対比がなかなかに面白いのです。
まだまだ荒いけど妙に味があって気に入ってた作品。
編集部から期待されてる様なので一安心。
良い新人なんで頑張って欲しいなあ。

こちらも2回目、マガジンの『仮面ライダーをつくった男たち』
3週連続掲載のようで嬉しい限り。
これでもかと熱がこもってて、やっぱり面白いです。
マガジンお得意のノンフィクション漫画が、
毎回このクオリティーを維持してくれると嬉しいんですけどね。

アクションでこうの史代の新連載『この世界の片隅に』スタート。
定期的に読める様になって幸せ。
今度の舞台が太平洋戦争中なんで
『夕凪の街 桜の国』みたいな感じかなあ、と思ってましたが、
ゆるい空気でいつも通りでした。
どちらかと言うとそちらのノリの方が好きなので歓迎。
最後の落とし方とか、本当にいつも通り。
照れなんですかね、あれ。
あと、こうの史代の描く女性は情が深くて好きです。

てか、最近のアクションは良い雑誌ですよねえ。
『鈴木先生』は良いし、『極道めし』も楽しみ。
『昭和の中坊』なんかも結構好き。
『シートン』がWEB連載なのがちょっと残念。
やっぱり紙で読みたいです、絵が良いだけになおさら。
『マエストロ』も紙が良いなあ。

もうちょい話したい気持ちもありますが、今日はこの辺で。

もう11日だけど

2007年1月11日 読書
2006年に触れた作品で面白かったの各メディア3〜5個。
1月6日分の続き。

次は小説の話。
面白かったのは読んだ時に感想書いてたので、
適当にだべる感じで。ネタばれ気味。
舌の根も乾かぬうちに長めの文章なのは何とも。

まずは、今年出た文庫から。
『アラビアの夜の種族』古川日出男
『ららら科學の子』矢作俊彦
この2つが抜群に面白かったですね。
前者はエンタメ寄りで、後者は文学寄りといった印象。

『アラビアの夜の種族』は、
作中作がWizardoryのノベライズ風でめっさツボってました。
迷宮が作られ、そして攻略されていく様が描かれるんです。
しかも、それだけで十分面白いのに、
その物語を記す物語が同時に進んでいくんですよ。
物語るという行為そのものが語られるわけです。
まあ、これもまた面白い。
傑作です、傑作。
みんなも是非読みましょう。

古川日出男の著書を他にも読んでみましたが、
共通して言えるのが、文体が良いんですよね。
テンポが凄く良い。
独特な読点と頻用される倒置がスピード感を生み出しているのです。
その文体で打ち出される溢れんばかりの想像力の塊!
もう、たまりませんね。

『ららら科學の子』も非常に素晴らしい作品でした。
全共闘世代の屈託した矜持とでも言えばいいんでしょうか、
そういったものが時を越えて変貌した東京とともに語られるのです。
変えようとした日本と変わってしまった日本。
その狭間で居場所を見つけられずさまよい続ける男。
よそよそしい東京に在って、失われた時を取り戻していくんです。
好き過ぎるんで勘弁してください。

こっちも文体が良いんですよね。
乾いた文体と言いましょうか。
省略の効いた文体が描かれるものと非常に良く合ってるんです。

まだ、矢作俊彦は他の著書読んでないので、今から楽しみです。
今年も良い一年になりそう。

今年出たわけではない文庫の話。

とはいえ、前に述べた2つも初出は数年前ですが。
今年読んだのでは『神狩り』が面白かったです。
SFです。SF研の面目躍如。「今更かよ!」は無しで。

何かに反抗する話ってその相手が強大で無慈悲であればあるほど
面白いと思うんですよ。
あまりに大きすぎる敵と対峙する恐怖と戦う主人公。
絶望しそうになる心に泣き笑いですよ。
で、『神狩り』では名前の通り神に反抗するんです。
これ以上ない強大で無慈悲な相手。
そういう素晴らしい素材をちゃんと描ききってくれたなら、
傑作といわずしてなんと評すべきか。
というわけで、めっさ面白かったです。

なんか、頭の温かい文章×3って感じですね。
めげずに、次に。

他には町田康の作品ぼちぼち読んでました。
これも面白かったです。
傍から見ると滑稽で不真面目な主人公が、
実は至って真面目であるギャップの面白さ。
まあ、真っ当な真面目さではないんですが。

あとは、ラノベの話でも少ししましょうか。
今年は例年より多目に読んだと思います。
たかべー君のレビュー読んで、幾つか読んでみたので。
もうレビューは書かれないんですかね?
割と貴重な情報源だったので残念。

『とらドラ!』が結構面白かったです。
軽快な文体で描かれるテンポの良いコメディー。
頭の悪い日常も、良い感じに絡まったラブコメ部分も、
どちらもなかなかに面白いですね。
スクリューボールコメディーは好みです。
みのりんがはっちゃけたギャグキャラでお気に入り。

振り返ってみると、小説は当たり年だったと思います。
薦めてもらったもの、本屋で見つけたもの、どちらも良作揃いでした。
物語を描くメディアとしての歴史の長さは伊達ではないですね。
面白い作品がゴロゴロしてます、流石。
今年もたくさんの良い作品を読みたいものです。

自覚はしてるよ?

2007年1月10日
昨日書いたの読み返してみると、文章の冗長っぷりにびっくり。

キバヤシへのコメントは

エロ話好きやで、してもええんちゃう?
でも、相手と場所は選ぼうな。

やな9へのコメントは

いや、高速展開のためやから、4枚目。
ワイルドファイアなくてもトロン無理ゲー。

で、十分。

そして何より、心底どうでもいい、このエントリ。

いやあ、無駄話は楽しいですねえ。

>キバヤシ

2007年1月10日
http://diarynote.jp/d/74051/20070108.html

微妙に気になることがあったんでコメント。

このエロがツボなんだぜ(俺の)とか言われても、相手も困ると思いますし。

”エロ”を”泣き”に置き換えても成り立つことに気付いてる?
いや、”笑い”とかでも良いけど。
このシーンで勃った、ってのと、このシーンで泣いた、ってのって
感情(とそれに伴う結果)を相手に伝えるって意味では同じやんね?

勘違いして欲しくないのは「だから、泣きに関して話すな」とか
言いたいわけじゃないってこと。
人に感情を伝えることはそれほど困った行為ではないと思う。

娯楽作品は人を楽しませるためにあるわけで、
それは感情を揺さぶることで達成されるわけやん?
だから、その良さを伝えるには、
いかに感動したかを伝えるしかないんじゃないかな。
技術の巧拙について話してみたりするけど、
それも結局、感動させる為の方法論なわけやし。

もっと素直にエロに関して話せば良いんじゃないかなあ、
と思うよってことで。

まあ、でも、あえて言うなら、
何故そう感じたのかは伝えて欲しいかな。
ここで感動した、ってだけでは何も分かんないし。
何故を聞くことで、自分にとっての新しい読み方を発見できたなら、
それはとても有意義なことだと思う。

ところで、公の場でエロに関して話すことの是非はまた別の話。
その人の価値観次第じゃない?

追記:
いわゆる芸術作品って言われるものに関してはどうなんだろね?
詳しくないんで、良く分かんないけど。
でも、然程変わらない気もするなあ、なんとなく。

追記:
読み返してみて、
共感話が微妙に苦手気味な人が言う意見じゃないなあ、って思った。
自戒も含めてってことで、ここは一つ。

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